うちの愛犬パピヨンはプライドが高くてしつけが難しい
我が家の愛犬はパピヨンの女の子でもうすぐ3歳。名前はポポと言います。
小さくてふわふわしていて、我が家に来たばかりの頃、ポツンとたたずんでいる姿が、まるでタンポポの綿毛の様に見えたのでポポと名付けました。
ポポの大好きな食べ物は豚の耳のジャーキーで、私が「ブタミミ」と言っただけで、飛んでくる始末。そして、私の前でピョンピョンと跳ねて、「早く食べたいよ」と言っているように、ワンワンと吠えるんです^^;
ポポを飼う前は柴犬系の雑種を飼っていましたが、3年ほど前に16歳で天に召されました。
その寂しさを埋める存在として新しいワンちゃんを迎えたいという家族のたっての希望で、小さくて飼いやすく、ずっと前から華やかな姿が可愛いとあこがれていたパピヨンを飼うことに決めたんです。
そして、友人の紹介のブリーダーを訪ねてこの子に出会いました。
我が家に来たときにものすごくおとなしい犬だった
プリーダーさんを訪れると、生まれて3か月ほどのパピヨンの兄弟が3匹いました。どの子も小さくて活発で可愛らしかったのですが、その中でも一番小さくて、体が真っ白、そして顔の茶色がちょっとずれていたがポポです。
何とも愛嬌のある子で、我が家に迎えたいと家族全員の意見が一致して、ポポを引き取ることに決定。
ポポを我が家に連れてくると、始めのうちは兄弟と離れて緊張しているのか、小さく丸まってプルプルと震えていました。
ポポのために新しく買った小さなクッションに身をうずめて、おとなしくこちらを上目づかいに覗っているようでした。
ところがだんだん慣れてくると、我が家のあちこちにお気に入りの場所を確保し始めたんです。
ポポは狭いところが大好きで、夜のうちに赤ちゃん用のバウンサーの中に隠れて寝たり、ダイニングにある大好きなパパの椅子の上に陣取って昼を過ごしたりするようになりました。
我が家の家族はそんな姿が大好きです。小さく座っているその姿は何とも愛らしく、散歩に連れて行くと華やかに広がる蝶の羽のような耳が優雅で、飼い主の私まで誇らしい気持ちになります。
パピヨンはしつけが難しい?
そんな可愛いポポですが、やはり賢くて活発なパピヨンの性格のせいか、なかなか言うことを聞かなくて、しつけが大変だと感じることもあります。
「トイレ」や「待て」などの基本的なことはできるようにはなったのですが、プライドが高いせいか寝ている時などにそっと撫でようとすると、怒って吠えたり噛みつこうとすることもあります※。
※ 噛み癖を解消する方法については、次の記事で紹介した7つの方法が参考になります。
これで解決!愛犬の噛み癖を直す7つの方法
そして、自分が嫌なことはやりたくない気高い女王様のような性格で、以前飼っていたおとなしい柴犬とは違って、てこずることもしばしばです。
正直、飼い始めた時に専門のトレーナーにきちんとしつけをしてもらえばよかったと思うこともあります。
それでもポポとの生活は我が家に潤いを与えてくれます。家族でちょっとしたことで言い合いになりそうになると、いつもはプライドの高いポポが、急にうろたえたような表情で私の膝に乗ってきて自分から甘えるようにすり寄ってきます。
まるで「喧嘩なんかやめてよ」と言わんばかりの表情に、喧嘩は馬鹿らしくなり、家族もいつの間にか笑いに包まれて和やかになるのです。
ポポが部屋のあちこちを嗅いで鼻先に何かをくっつけて、すました顔をしている様子にはいつも笑わされますし、ふわふわした手触りでいつもポポの抱っこは家族の取り合いです。
いつもはすまして、わがままだけど怖がりなポポと、これからも家族の一員として、楽しく一緒に過ごしていきたいと思います。
ポポにはいつまでも長生きして元気で私たちのアイドルでいてほしいですね。