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犬の食事は生食?調理食?メリットとデメリットを比較

犬の手作り食

最近では、わんちゃんの食事について勉強したり、教えたりする方が増えてきました。ここで、よく疑問としてあがるのが、わんちゃんには生の食事を与えるのか、調理するのかという問題です。

どの方法が正しいのか、本やインターネットで調べても、何が正しいのかそれぞれ別のことが書いてあって迷ってしまいますよね。これって正解はあるのでしょうか?

そこで今回は、犬の生食・調理食についてメリット・デメリットを比べてみました。

生食のメリットとデメリット

生肉

生の食事について、検証してみましょう。生の食事とは、火を加えないで与えるということですが、当然メリットとデメリットがあります。

メリットは犬の祖先がオオカミであることから、犬の体の構造からみても生の肉を与えることが自然、さらに熱に弱いビタミンや酵素が壊れることなく摂取できるという利点があります。

デメリットとしては、やはり病原菌に汚染されている可能性が否めないということと、どのような栄養素が含まれているのか不明であるということ、肉の種類によっては入手しにくい、保存方法が難しいなどがあげられます。

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調理食のメリットとデメリット

犬の介護食

調理、いわゆる加熱した食事のメリットは、菌や病原体を殺すことができ、感染のリスクを防げること、野菜を与えた場合は生よりも消化吸収を良くする、そして新鮮な栄養素・ビタミンなどが摂取できるということです。

欠点は、調理する時間が必要なので飼い主さんが大変であること、熱を加えることで壊れる栄養素が存在すること、などがあげられます。

生の食事の注意点

健康的なドッグフード

生の食事、とりわけ犬に生肉を与える場合の注意点ですが、できるだけ菌や病原体からのリスクを避ける必要があります。スーパーなどで販売されているお肉は、生食用ではなく火を加えて調理することが前提での販売ですので、そのまま与えると大変危険です。

犬に生の肉を与える場合は、肉の専門業者から通販などで買うようにするなど工夫しましょう。その理由は、お肉屋さんではお肉を新鮮なまま運ぶために、瞬間冷凍させていることが多く、冷凍することでかなりの菌や病原体が死滅するからです。もちろん解凍後は早めに食べきるようにします。

調理食の注意点

2匹の犬が食事をしている

調理する際には自分の手を消毒し、人に調理するのと同じように準備を行います。当たり前の話ですが、意外とおろそかにする方が多いのであえて記載しました。わんちゃんは、野菜の消化についてあまり得意ではありません。

ですので、できるだけ細かく刻み食にします。さらに熱を加えると消化を助けるので、野菜を初めて与える場合は特にしっかりと細かくし、さらに熱を加えてあげましょう。

また、調理した後は、熱いまま与えてはいけません。人肌になるまで冷ましてから食べさせます。調理食を与えるにあたって大切なことは、ご自身が味見をきちんとすることです。

これは意外なことかもしれませんが、実は味見は重要なポイントになります。犬は味覚は人間よりは劣っていますが、嗅覚は非常に優れています。ですので、人が食べれないのにわんちゃんが食べれるわけはないのです

当然、味付けは必要ありませんが、調理したものにサプリメントを加えたりすることはあまり好ましくありません。素材の持つ栄養素で十分です。

ドッグフードの中には良質な製品もある

ボウルに入ったドッグフード

わんちゃんに手作り食を与える人が増えてくると、どうしてもドッグフードを与えておられる方は駄目なのか?という風潮が生まれてくるようです。しかし、そんなことはありません。ドッグフードの利点は、保存がきくことと手軽に与えられることが大きな利点です。

また、さまざまな必要栄養素を含んでいますので、与える方としてはいちいち栄養素を調べて考えてという必要がなくなるので安心です。最近では、ドッグフードも非常に良いものが販売されていますし、上手に使えばとても便利な商品と言えます。

ドッグフードを選ぶ際の注意点としては、食材を多く使っているフードを選ぶことです。肉類・野菜類をできるだけ多く含んでいる、より素材に近いドッグフードを選びましょう。

まとめ

9種類のドッグフード

いかがでしたか?私たち人間の食事でも同じことが言えますが、100%完璧な食事というのはありえません。食事については、生食、調理食、そしてドッグフード、それぞれのメリットを活かし、短所を互いに補う、いわゆる「併用」するというのが良い方法なのではないでしょうか?

これを与えておけば大丈夫という食事が存在しないのと同様に、○○は絶対にダメ、○○じゃないといけないということもありません。

大切なのは、細々とでも続けて行くことです。そして怖いのは、決めつけてしまうことと、固定した考え方です。情報は日々変わっていきますし、私たち人も、そして犬も時代の流れに体も心も変化していきます。

常に柔軟な頭を持って良いところをどんどん取り入れ、愛犬ライフを楽しみましょう。

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