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グレインフリーのドッグフードは必要?獣医が推奨する理由

小麦

こんにちは!突然ですがみなさん「グレインフリー」という言葉を聞いたことありますか?

良く似た言葉で「グルテンフリー」ならば、ミランダカーなどの海外セレブ発祥のダイエット法で日本でも流行っているからご存知の方も多いと思います。いったい何が違うの?と思う方も多いですよね。

グレインフリーとは穀物を使用しないこと

小麦

これに対してグルテンフリーは小麦、大麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種であるグルテンを摂取しない食生活のことです。これにより食欲を適正な水準にし、また糖尿病などの予防をするものになります。

大きい概念としては同じですが、微妙に意味が違いますね。「グルテンフリー」も「グレインフリー」も健康のために適正な食生活を行う考え方である点は同じです。わんちゃんの健康のためにはグルテンフリーの食生活を送る必要があるという考え方です。

日本のペット事情も進化してきました。以前は番犬として外飼いも当たり前の時代もありましたが、近年は家族の一員として家庭内で一緒に生活するのが当たり前になってきています。わんちゃんにとってもQoL(Quality of Life)の概念が取り入れられるようになってきているのですね。

フレブル

わんちゃんにとって快適な生活を考えたときに住環境と同じく、とても大きい意味を持つのが食生活です。そして、ワンちゃんの食生活において、グレインフリーの重要性が最近では提唱されるようになってきました。

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グレインフリーのドッグフードが獣医から推奨される理由

獣医

それではなぜわんちゃんの食生活において、獣医やペットフードの店員さんは「グレインフリー」を推奨しているのでしょうか?

犬は狼を祖先に持ち、他の動物を狩猟して食糧としていました。そのため動物性のたんぱく質を多く摂取してきました。もともと犬はたんぱく質を人間よりも多く必要とする生物であり、とくに動物性のたんぱく質が必要なんですね。

狼

近年は家庭犬が主流になり、雑食化しているのは事実ですが、それでも本来犬にとっては動物性のたんぱく質を摂取することが自然です。

もちろん、全てのわんちゃんにとって植物性たんぱく質が害であるというわけではありません。きちんと選んであげれば、植物の中にもわんちゃんの健康にとって良い品目もあります。

また小麦、大豆、とうもろこしなどといった植物性のたんぱく質は、犬は上手に消化することができません。またアレルギー反応を示してしまう子も多いです。

市販のドッグフードに植物性たんぱく質が含まれているのはなぜ?

それではなぜ、市販のドッグフードには植物性たんぱく質が多く含まれているのでしょう?

その一つの理由はコストです。動物性たんぱく質とはつまり「お肉」のことなので、これを多量に使用するとどうしても原価が跳ね上がり、製造コストが上がってしまうのです。

逆に大豆、小麦、とうもろこしをメインの原料として製造すれば、コストが下げられます。ただ、それだけでは栄養が不足するので、さまざま栄養素を添加物として配合してバランスフードとしている製品が市販品には多く見られます。

ただし、次の記事でお伝えしたように添加物は決して体に良いものではありません。人間よりも体の小さい犬にとってはなおのことです。

無添加のドッグフードが人気の理由@メリットとデメリット

大切な愛犬に幸せな生活を送ってもらう上で、健康が大切なのは言うまでもありませんうよね。わんちゃんがかかりやすい病気としては心臓病、ガン、糖尿病、呼吸器系疾患などがあります。特に近年がんでなくなるわんちゃんが増えていると言われており、他人事ではありません。

そして、高カロリーでタンパク質が少なく、添加物が多い食事を与えているとがんのリスクが高まるとも言われています。

フレブル

もし愛犬が一度がんになってしまうと、手術、入院、化学・薬物療法、放射線治療、緩和ケアなどの治療が必要となります。これは、わんちゃんにも飼い主さんにもさまざまな負担を強いるものです。

一ヶ月の治療費が30万円を超すなんてことも珍しくありません。そして何よりも愛犬と過ごせるはずだった時間を短くしてしまい、時間はお金で買うことができないです。

わんちゃんの一生が平均10年から15年ほどであることを考えると、一年一年が重みを持つことは言うまでもありませんよね。

穀物にアレルギーを持っている犬も多い

マスクをする犬

また食べ物が密接に関係しているわんちゃんの症状として食物アレルギーがあります。文字通り食物に由来するアレルギーですね。

わんちゃんは穀物に対してアレルギー反応を示してしまうことが多いです。アレルギーを発症すると皮膚病などの症状があらわれます。こういった症状からわんちゃんを守る必要があります。

必ずしも手作りフードをつくる必要はない!

ここまでをご覧になって、「それは大変!今日から手作りフードで早速愛犬に健康的な食生活をさせなきゃ!」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、毎回手作りのフードで愛犬の食事を作ることは簡単なことではないです。玉ねぎやニンニクなど人間にとっては安全でもわんちゃんにとっては危険となる食べ物はたくさんあり、それらを全て避ける必要がありますね。

また「お肉」をたっぷり使った手作り食は、高額になってしまうので家計にも優しくないです。

財布

そこで、無添加でグレインフリーの良質なドッグフードを与えることが大切になってくるのです。

例えばカナガンは、無添加で作られており、また鶏肉がたっぷりと使用された良質なドッグフードです。お値段は市販のドッグフードと比較すると安くはありませんが、手作り食に比べればずっとコストパフォーマンスに優れています。

カナガンドッグフードの口コミはこちら

安全でおすすめのドッグフードランキングは次のページからチェックできます。今回紹介したカナガンもランキングに掲載されています。

【2016年版】安全でおすすめなドッグフードランキング

またわんちゃんの健康を保つことで医療費が抑えることができると考えれば、長い目でみたら市販の劣悪なドッグフードを与えるよりもずっと割安でしょう。

グレインフリーのドッグフードのデメリットとしては「お肉」がたっぷりと使用されているものが多いので、一般的なドッグフードと比べれば割高ですが、自分でお肉を買ってきて食事を手作りすることを考えれば、十分に安いお値段です(先ほど紹介したカナガンは1袋4000円ほど)。

本記事のまとめ

フレブル

動物の医療は日々進歩しており、またペット保険など飼い主をサポートするサービスも充実してきました。とはいえ、私たちはそれを待つだけではなく、飼い主としてできることを一つずつ愛犬にやってあげる必要がありますね。

そのための一つの選択肢として、グレインフリーのドッグフードを与えることを検討してください。

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