犬とお部屋で遊ぶならコレ!おすすめな3つの室内遊びの方法
犬は飼い主さんと遊ぶのが大好きです。しかし、それをわかってはいてもどうやって遊んだら良いのかわからないとお困りの方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、室内で愛犬と楽しく遊ぶアイディアをご紹介します。
室内遊びをしてみよう!3つの遊び方
犬にとって飼い主さんと遊ぶことは、オヤツを食べること、散歩に行くことと並んで、日々の楽しみのひとつと言えます。また室内遊びは雨のせいで散歩に行けない日の運動不足解消にもなります。気がついた時に気軽にできますので、是非取り入れてみてくださいね!
1.どっちに入っているかを当てゲーム
片手にオヤツを握り、どちらの手にオヤツが入っているのかを犬に当てさせるゲームです。犬はこういった知能を使う遊びを喜びます。
■用意するもの
・オヤツ(匂いが強いものが良いです)
■遊び方
1.オヤツを犬の鼻の近くに持っていき、手にオヤツを持っていることを確認させます。オヤツは匂いが強いものが、犬にわかりやすくて良いです。
2.片手にオヤツを持ち両手でコブシを作って犬の前に出します。この時、「どっち!?」などと合図になる言葉を言ってあげると良いです。
3.犬はオヤツの匂いがする方の手の匂いを一生懸命嗅いだり、ウチのワンコの場合は手でカリカリしたりします。ココでオスワリをさせます。オスワリができたら手の中のオヤツを与えます。「当たり!」「よくできました!」など褒めてあげると犬は喜びますよ。
オスワリの教え方は、次の記事を参考にしてみてくださいね。
【参考】犬にトリック(芸)を教える方法@4つの芸のしつけ方を解説
2.オモチャを引っ張り合いっこ
犬の祖先は狩猟をしていたため、動く物を追い掛けたり、物をくわえることが好きです。オモチャで遊ぶことにまだ慣れていないワンちゃんでも、本能的にオモチャを追い掛け始めます。
■用意するもの
・オモチャ(犬が口にくわえやすいサイズや形のもの)
■遊び方
1.犬の前でオモチャを左右に動かして見せます。まずはオモチャに興味を持たせましょう。音が鳴るオモチャならより犬の興味を引きやすいですね。
2.犬が遊びに夢中になって興奮してきたら、一度動きを止めてクールダウンさせましょう。「ストップ!」などと声を掛けてあげます。犬がオモチャを口から放したら「OK!」「いいこだね!」などと褒めてあげましょう。
3.1と2の流れを繰り返します。
3.宝探し
オモチャを部屋の中に隠し、犬に探してもらう遊びです。物を隠してしまえば、飼い主さんはあまり動かなくて済むので、飼い主さんが疲れて身体を動かせないときにもオススメです。(笑)
頭を働かせる知的な遊びであり、臭覚も刺激するので犬も喜びます。
■用意するもの
- オヤツを詰められるオモチャ
- 中に詰めるオヤツ
■遊び方
1.オモチャの中にオヤツを詰めます。オヤツなどのフードを詰められるオモチャは色々な素材や形状のものがありますので、ワンちゃんが好きそうなものを選んであげてくださいね。
2.犬にオモチャを見せて、オモチャの存在を確認させます。
3.オモチャを隠します。どこでも良いですが、最初はわかりやすい場所から始めましょう。例えば、床にクッションやブランケットを置き、その下に隠すのも良いです。慣れるまでは、隠す様子も犬に見せながら行うと、犬も遊びを理解しやすいと思います。
3.オモチャを隠したら、「探して!」「ゴー」などと合図の言葉を掛けます。
4.犬がオモチャを見つけて飼い主さんのところまで持って来れたらたくさん褒めてあげましょう。
犬と室内で遊ぶときに注意する3つのこと
遊びの時間を楽しむために、次に紹介することに気をつけてください。
1.オモチャは遊ぶ時だけ
オモチャは出しっぱなしにせず、遊ぶ時だけ出すようにします。オモチャが常に犬の手の届くところにあると、いつでも遊べると思い、興味が薄れることがあります。
普段は遊べないオモチャで遊べると、犬はテンションアップ!とっても喜びます。遊ぶときと普段とのメリハリを大切にしましょう。
オモチャで遊べるかどうかの決定権を飼い主さんが持っているということは、飼い主さんのリーダーシップを示す効果もあります。
2.興奮させすぎに注意!
遊びに夢中になると、犬はヒートアップして興奮してきます。少しなら構わないのですが、興奮させすぎないように飼い主さんがコントロールしてあげましょう。
こんな動作を始めたら興奮しすぎているサインです。
- ウーと唸る
- 口にくわえたオモチャを離さない
- オモチャを激しく振り回す
興奮し始めたら、遊びを中止して、オスワリやフセをさせて落ち着かせます。落ち着いてきたらまた遊びを再開しましょう。
3.手を噛ませない
遊びに熱中してくると、犬が手を噛んでくることがあります。これは危険なので、甘噛み程度でも許してはいけません。噛むことを止めさせる場合にもコツがあります。
遊びの途中で大声を出して叱りつけると、犬は「噛むと反応してくれる」と勘違いしてしまいます。大きなリアクションはせず、すぐに遊びを止めてその場から去ります。「噛んだら遊んでもらえない」ということを教えましょう。5分程様子を見て、落ち着いていたら遊びを再開します。
まとめ
室内での遊び方3つと注意点3つをご紹介しました。犬も同じ遊びばかりだと飽きてしまうことがあります。いくつかバリエーションがあると犬も飼い主さんもお互いに楽しめます。
身体を動かす「動的遊び」と頭を働かせる「知的遊び」の両方をバランス良く取り入れるとより効果的です。今回ご紹介した遊びも是非試してみてくださいね。