ナチュラルドッグフードの評判@良い点・悪い点を徹底評価
愛犬が毎日食べるドックフードはできるだけ安心で無添加なものを選びたいですね。普段から原産国や素材にこだわった商品を購入している方が多いと思いますが、成分表や原材料をきちんと表記しているドックフードが実際は少ないのをご存知ですか?
ペットフード安全法で原材料名や原産国名の表示が義務付けられましたが、人体には影響があるとして人には使用が禁止されている添加物や肉を使っていることがあり、信頼できるドックフードに出会うことは難しいのが現状です。
そういった不安や疑問を持っている飼い主さんたちが「ナチュラルドックフードラム」を購入していることを知り、その成分や栄養素について詳しく調べてみました。
今回の記事ではその調査の結果わかったナチュラルドッグフードラムの良い点・悪い点を詳しく紹介します。ナチュラルドッグフードの評判が気になる方や、安全で安心なフードをお探し中の方はぜひチェックしてみてください。
ナチュラルドッグフードの商品概要
製品の基本情報
NDFナチュラルドッグフードラム | |
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商品画像 | |
商品名 | ナチュラルドッグフードラム |
商品種 | ドッグフード・総合栄養食 |
対象 | 全犬種・7ヶ月目~ |
賞味期間 | 常温未開封で製造日より18ヶ月 |
原産国 | イギリス |
内容量 | 2kg |
通常価格(税抜き) | 3,960円 |
定期コース価格 | 3,564円 |
送料 | 420円 (注文金額が5,000円以上の場合は無料) |
総合評価 | (当サイト評価4.4点) |
※ ナチュラルドッグフードは次の公式サイトから購入することができます。人工添加物・肉副産物・着色料・保存料など不使用の安全なのドッグフードに興味がある方は、一度をそちらをご覧になってみてください。
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全成分
生ラム肉(イギリス産)55%以上、玄米18%以上、全粒オーツ麦、ベジタブル・ハーブミックス、全粒大麦、テンサイ、亜麻仁、ビール酵母、海藻、ラム精製油
そもそも安心なドックフードとは?
日本では環境省、農林水産省により平成21年度にペットフード安全法が設定されました。この法律はペットの健康と愛護を目的にしており、ペットフードの添加物や農薬などの使用量に上限が設けられています。
しかし、人への使用が禁止されている物質が許可されていたり、発がん性があるとして人への使用が0.2ppmを上限としているグリホサートという物質がペットフードには15ppm使用可能であったりと、不安は拭えません。
また、5%未満の原材料には表示する義務はなく、実際は表示義務の罰則もないため、私たちが原材料や保存料をすべて確認することはとても難しいのです。
イギリスのペットフードが注目されるワケ
ナチュラルドッグフードラムは原産国がイギリスのフードです。イギリスは動物愛護やチャリティが生活に根付いており、日本のようなペットショップはありません。イギリスでペットを迎える場合、シェルターで保護されている犬や猫を里親として引き取るか、ブリーダーから審査を受けて譲り受けるのが主です。
そして、イギリスでは人間も動物も対等であるという考えがあるため、犬が口にするドックフードにも法律で基準が設けられています。
ナチュラルドックフードはイギリスの厳しい基準をクリアし、私たち人でも食べることができる原材料を厳選して使用しているんですね。
使用原材料を詳しくチェックして分かった良い点
1.ラム肉
ナチュラルドックフードラムでは生ラム肉(イギリス産)55%以上使用しており、ラム肉はカルニチンを多く含んでいるため、体内脂肪の燃焼効果があります。
牛肉や牛乳などにも含まれていますが、ラム肉にはとくに多く含まれています。カルニチンはアミノ酸の一種で体内で作られるが、年々体内の保有量が減ってしまう物質です。
そのため積極的に摂取することで、肥満防止や運動能力を高めることができるといわれています。また、高血圧や動脈硬化などを引き起こす、コレステロールを減らすことができる不飽和脂肪酸をラム肉は多く含んでおり、他の肉よりもヘルシーで健康効果を期待できるのが大きな特徴です。
2.玄米
ナチュラルドックフードラムでは玄米を18%以上使用しています。白米よりも玄米のほうが糖質に変わりにくく、太りにくいというのが特徴です。
玄米は食物繊維、ビタミンB6、ビタミンB1、ビタミンEなどを含みます。食物繊維は腸の活動を活発にし便通がよくなるほか、食物繊維は水分を吸収しやすいので胃や腸で膨らみ満腹感を得られます。
ビタミンB1には疲れにくくする効果があり、健康維持には欠かせません。ビタミンB6は皮膚や毛艶をきれいに保つことができ、皮膚症状に効果があります。
ビタミンEには血中コレステロール値を下げる作用や血流の流れをよくする働きがあります。玄米は栄養素が抜群の食材で消化しやすく、すぐにエネルギーに変わる優れた食材です。
3.全粒オーツ麦
オーツ麦は栄養成分が高く、穀物の王様といわれています。中でもカルシウムは白米の9倍含まれており、鉄、亜鉛なども多く含まれています。消化がゆっくりで腹持ちがよく、脂肪になりにくいのがメリットです。
4.テンサイ
テンサイにはカリウム、カルシウム、リンなど多くのミネラルが含まれています。ミネラルは体内で作ることができないため、毎日摂取してミネラル不足を補うことが大切です。また、体を温める作用があったり、急激な血糖値上昇のない食物です。
5.全粒大麦
全粒大麦には水溶性食物繊維が多く含まれており、胃や腸で食べ物をゆっくりと消化し、過剰な脂肪分や糖質などを体内に吸収させないように働きます。腸内環境の改善をすることで、スムーズな排便を期待できます。
6.亜麻仁
亜麻仁は近年美容に効果があるとして注目されており、オメガ3系の不飽和脂肪酸が豊富で、コレステロールや中性脂肪を低下させて血液をサラサラにするスーパーフードです。
老化を遅らせる作用や体内の免疫力を高めたり、皮膚病などのアレルギー疾患を緩和させるともいわれています。
7.ベジタブル・ハーブミックス
野菜を肉と一緒に摂取することで、ビタミン、フラボノイド、食物繊維などを摂取することができます。フラボノイドとはポリフェノールの一種で抗酸化作用やアレルギー症状の抑制などが期待できます。
また、ハーブには天然の抗菌作用、酸化防止作用があるため、自然由来の保存料の役割を果たしており、安全です。
8.ビール酵母
ビール酵母にはアミノ酸、ミネラル、核酸などが含まれています。核酸を摂取すると、老化防止、ダメージを受けた細胞を修復するなど愛犬の元気のサポートができるほか、ミネラルに含まれるカリウムは余計な塩分を体内に排出してくれる働きがあります。
9.海藻
海藻は低カロリーで食物繊維が豊富です。フコイダンと呼ばれる海藻に含まれる成分は、がん細胞への殺傷能力があるとされており、海藻のぬめりであるアルギン酸はコレステロール低下や食品添加物の排泄作用があるといわれています。
【チェック!】1日に必要な栄養素や摂取カロリーは足りているか?
5㎏のマルチーズで計算すると、1日に必要な食事量は犬の体重の2.5%といわれており、125グラムが必要です。また、1日に必要なカロリーは体重1㎏あたり50cal~110calが必要なため、5㎏のマルチーズには250cal~550 calが必要となります。
それではナチュラルドッグフードのたんぱく質や脂肪などの各栄養素が、必要な分だけきちんと配合されているかを確認していきましょう。
粗たんぱく質
成犬1㎏あたり4.8gのたんぱく質量が必要で、5㎏のマルチーズでは24g必要です。成分分析値から粗たんぱく質20.0%とあり、1日にあげるご飯量125gで計算すると25gの粗たんぱく質が入っていることになります。理想的なたんぱく質がナチュラルドックフードラムで摂取可能です。
粗脂肪・粗灰分・粗繊維
AAFCO(米国資料検査官協会)の基準では、成犬に1日に必要な脂肪量は5.0以上とされています。ナチュラルドックフードラムは原材料にこだわっているため粗脂肪が12.5%と少し高めですが、問題のない給与量であると考えられます。
粗灰分とはミネラルを指しますが、成分としては10%以下が望ましいです。ナチュラルドックフードラムは粗灰分が7.0%ですので理想的です。
粗繊維については4%以下が目安ですが、ナチュラルドックフードラムは6.0%と少し超えていますが、この程度であればとくに問題はないでしょう。
理想的な給与量
ナチュラルドックフードラムは100gあたり339calですので、5㎏のマルチーズでも必要なカロリーを無理なく摂取することができます。そのため、カロリーと栄養成分のどちらもが理想的であることがわかりました。
ナチュラルドックフードラムの気になる3つの点
1.ラム肉アレルギー
わんちゃんによってはラム肉に対してアレルギーを持っている場合があります。ラム肉は牛肉や鶏肉よりもアレルギー源になりにくいといわれていますが、すべての犬にアレルギー反応が出ないわけではありません。
ですので、もし愛犬がラム肉アレルギーを持っているのなら、このフードを与えることはできないです。
2.グレインフリー(穀物不使用)ではない
野生で生きていた犬は肉食だったため野菜や穀物の消化が苦手です。そのため、犬に穀物をあげるべきではないという考え方も多く知られています。
また、穀物にもアレルギー反応を示す犬がいるため、ドックフードを変える場合はしばらく体調の変化に気をつける必要があります。
ナチュラルドックフードラムでは自然の中で摂取していた植物は現代でも適用されるべきとしていますが、野菜や穀物の考え方には様々な意見がありバラつきがあるのも事実です。
なお、グレインフリーで無添加の安全なフードをお探しの方には、カナガンチキンがおすすめです。カナガンについては、次の記事で詳しく成分チェックをしていますので、穀物不使用のフードをお探しの方はそちらをご覧ください。
3.酸化防止剤不使用(基本的には良い点だがデメリットもある)
ナチュラルドックフードラムはハーブミックスの配合で添加物をできるだけ使っていません。素晴しいことですが他のドックフードよりカビが生えやすかったり、酸化が早いので保存には注意が必要です。また、小包装ではないので開封後はできるだけ早く消費する必要があります。
ナチュラルドックフードラムの総合評価
当サイトでナチュラルドッグフードを当サイトで採点した結果、
その評価は『5点満点中4.4点( )』となりました。
今回チェックをしてみて、ナチュラルドックフードラムが、ラムや穀物アレルギーが無いワンちゃんにはおすすめできるフードであることがよく分かりました。獣医さんからの評価から高いことも納得できるフードでした。
また、粒がドーナツ型で薄いので食べやすく、食いつきが良いという口コミも多いです。あと、犬によっては目ヤニや耳垢の症状も改善したという事例もあるようです。
なお、次の公式サイトであれば、ナチュラルドッグフードを最大20%オフで注文することができます。お得に手に入れたい方は、そちらをチェックしみください。
※ 獣医さんもワンちゃんが喜んでくれると太鼓判を押しています。素材だけでなく、美味しさにもこだわりたい飼い主さんにぴったりなフードです。