太り過ぎたせいでトイプードルだとわからなくなった愛犬
うちではトイプードルを1匹飼っています。名前はぷーたんで、男の子です。現在8歳になり、小さい時は大人しく言うことを聞いてくれていたと思うのですが、だんだん年を取るにつれてわがままになってきたというか、狂暴になってしまうことがあり困っています。
好きな食べ物は犬の餌でいえば、ささみのジャーキーですが、実際は人間の食べ物を父が与えてしまっているので、味の濃いものに慣れてしまっています。
そもそもぷーたんを飼う前にビーグル犬を外で飼っていました。そのため、もう1匹飼うつもりはなかったのですが、妹が友人が買ったばかりの犬を仕事の都合で飼えなくなってしまったということでしばらくうちで預かることになり、結局そのままうちで育てることになりました。
うちに来たときは痩せていたのに、みるみると太ってしまった
うちに来た時はかわいそうなくらい痩せて、小さくて、本当にかわいい子犬でした。あまりの細さに私の家族は不憫に思い、おいしい餌をたくさんあげて、可愛がるうちにみるみると大きくなり、今ではトイプードルとしてはあり得ない15キロをいう大台に乗ってしまっています。
そのため近所を散歩しているとトイプードルとは認識してもらえず、「かわいいワンちゃんですね。種類はなんですか?」と聞かれることがしばしばあります。
外で見かける他のトイプードルは2、3キロの小さい犬で、片手でひょいと持ち上げられるような大きさですが、うちのぷーたんは両手でもやっと抱えられるような重さで、本当にトイプードルなのか疑ってしまうほどです。そのため、病院の先生にもダイエットをしないと心臓や腰に負担がかかると年中言われています。
そんなぷーたんのおもしろいところは、ボールで遊ぶのが好きなところです。数あるボールの中からいつもお気に入りの同じボールを持ってきて、キャッチボールを家の中でしています。
リビングに座っていると、ボールを持ってきてツンツンするので、投げてあげると勢い良く探しに行き、またそれを持ってきて、投げろと言ってきます。何年も同じことをやっていますが飽きないようで、そんなところが可愛いです。
両親がぷーたんに噛まれたときは大変だった
今までで一番大変だったことは両親が噛まれてしまったことです。それまで両親の寝室でぷーたんは一緒に寝ていましたが、おやつをベッドに隠していたらしく、それに気づかず寝ようとした父が手の甲を思い切り噛まれて、左手がパンパンに腫れてしまうということがありました。
そして翌日から殺菌消毒のため毎日病院に通い、点滴や注射を打って治まるまで時間がかかりました。また母もよく噛まれることがあり、二の腕や太ももなどにいまだに打撲のような歯型が残ってしまっています。なぜそうなってしまったか分からず、困りました。
とはいえ可愛い家族の一員です。そんな狂暴な面があるぷーたんですが、甥が生まれた時に甥には一切手を出さず、乗っかられても尻尾を掴まれても、大人しく我慢していたのが印象的でした。またその甥と一緒にお風呂に入ったのが楽しい思い出です。
あとどれくらい生きてくれるかわかりませんが、まずは健康でいてもらいたいです。夏バテしてご飯を食べなくなったり、時々体調が悪くなることがあるので、ストレスを与えないようにし、特に人間の食べ物を与えず健康的に生活してもらえるように家族で大事に育てたいと思います。