愛犬にボールが当たって足を脱臼!小学生だった私は大泣き
11歳のロングコートチワワの男の子、アトム君を飼っています。性格は人懐っこいのですが、他人にはすごく警戒します。自分の機嫌が悪い時は私たちにも容赦なく怒ってくる、気まぐれなワンちゃんです。
普段はドッグフードを食べているのですが、一回カフェで食べたリンゴをとても気に入りました。それからというもの、私たちがリンゴを剥きだすと、「僕にもちょうだい!」とすごくアピールしてきます。そのアピールに負けて気づいたら1/4くらいリンゴはアトム君のもとに行ってしまいます。
遊んでいたときに投げたボールが愛犬にぶつかる
一番記憶に残っているエピソードは、家に来て1年めのまだとても小さかった時の出来事です。わたしは当時小学3年生でした。学校から帰ってきて、母親が夕飯の用意をしている間に、自宅のソファーの上でアトムと一緒にボールで遊んでいたんです。
何度ボールを投げても、わたしのところに持って帰ってきてくれるのが、可愛くて仕方なくて、どんどん遠くへ遠くへボールを投げていました。すると投げたボールがアトム君の体にぶつかってしまい、倒れてしまったんです!
私はその時は小学生で、上手く力の加減ができず、ボールがぶつかった衝撃で足を脱臼してしまいました。まだ子犬だったアトムが足を引きずってしまい、わたしは大泣き状態。どうすることもできず、泣きながら母親にアトムの容態を伝え、慌てて病院に連れて行くことになりました。
夜だったのでかかりつけのお医者さんが閉まってしまう直前で、獣医さんの優しさで診察して貰ったのを覚えています。幸い、すぐに治り大事にはなりませんでした。
獣医さんの言葉でアトムをより大切にしようと心に誓う
獣医さんに、「この子は小さくて弱いのだから、大事にしてあげないとダメだよ」と言われ、小さな体でもちゃんと生きていて、大切にしてあげないといけない存在であることを、とても強く感じた出来事でした。
それ以来、小さな怪我や病気は何度かありますが、足は後遺症もなく無事に過ごしています。いまアトムは11歳と、とても老犬です。ご飯を食べる量も減ってしまい、お昼間は寝てばかりの生活を送っています。
お散歩も歩くのが大変そうで、最近はお家で1日を過ごすことが多くなっています。今後は穏やかな生活をアトムには送って欲しいと考えています。
わたしも大学生となり、あまり家にいる時間はなくなってきましたが、最期までアトムの世話を続けて、平和に何事もなく幸せに暮らして欲しいです。あとは、わたしがボールをぶつけてしまったことも、できればアトムに許してもらえたら良いなぁと考えています。