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犬が水遊びするときの注意すること@火傷や熱中症の危険あり!

犬が水遊び

春が来たと思ったら!暖かいを通り越して、夏日近くまで気温が上がるようになりました。「さあ、いよいよ水遊びの季節がやってきた」と意気込む飼い主さんも多いのではないでしょうか?

暑い日に水に飛び込むアクティブなワンちゃんを見るのは、とても涼しげで楽しい光景です。ただ、楽しい水遊びが思わぬ怪我やワンちゃんの体調を大きく影響することがあります。

楽しく安全に遊ぶためには飼い主が遊び方をコントロールする必要もあります。水遊びをする時の注意点をまとめました。

楽しく遊ぶための注意点

犬が水遊び

愛犬が安全に遊ぶために飼い主として気をつけることは、お出かけ前から体調をチェックしておくことも必要です。ワンちゃんは放っておくと、ずっと遊び続けてしまいます。お出かけ前、遊びの最中、帰宅後と目を離さずに体調を管理していきましょう。

お出かけ前の注意点

お出かけ当日の朝は、起きた時から愛犬の様子をチェックします。飼い主さんがお出かけモードになっていると、ワンちゃんもそんな気持ちを感じ取って、自然とウキウキした気分になってくるものです。

しかし、いつもと様子が違うなと感じた時は、愛犬の体調を優先してお出かけを中止する決断も必要になります。

お友達との約束があっても、無理は禁物です。出かけたとしても、遊ぶ時間を短縮したり、水遊びは中止するなど、飼い主さんがしっかり決めてワンちゃんの遊び方をコントロールしましょう。ドライブ好きなワンちゃんが車に酔った時も体調が悪い傾向です。

■お出かけ前にチェックしたい愛犬の体調(症状がある時はお出かけを中止します)

  • 前の晩に吐いたり、体調不良の様子がある
  • 食欲がない
  • 元気がなく、目力がない
  • 下痢をしていたり、お腹がいたそう
  • 息づかいが荒い

【参考】犬連れで旅行する上で覚えておきたい5つのポイント

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水遊びの注意点

犬かき

川や湖だけでなく、最近は本格的なドッグプールを併設したドッグランも増えてきました。楽しい水遊びですが、ワンちゃん達は時間を忘れていつまでも水の中で遊んでしまいます。愛犬の状態をよく確認しながら遊ばせるよう、注意しましょう。

定期的に休憩をとり、低体温症に気をつける

クールダウンのために水遊びを取り入れる飼い主さんが多いと思いますが、ずっと水の中にいると冷えすぎて低体温症をおこすことがあります。とくに脂肪の少ない犬種は、寒くても遊びに夢中で、震えながら水に飛び込む姿も見られます。

10分に1度は休ませるなど、定期的に休憩がとれるように時間を決めて、飼い主さんがリードにつないで休憩を取らせます。休憩中はタオルでしっかり水滴を拭いて、濡れた体が直射日光に当たらないよう気を配りましょう。

関節を冷やし過ぎないよう気をつける

被毛も脂肪もついていない関節はとても冷えやすい部位です。とくにシニアは関節に痛みが出やすくなり、水から上がったあとに歩けないなど、急に症状がでることもあります。

また、血流が悪くなると同時にお腹が冷えたことで腸の動きが鈍り、消化がうまくできずに下痢を起こし、消化不良で吐き気がでることもあります。

海で遊ぶ時は、海水を飲まないように気をつける

海辺を一緒に歩いたり、海水浴に出かけることもあると思いますが、波のある海で泳ぐ時はライフジャケットなどを利用して、泳ぎに負担がかからないようにします。

犬は人ほど塩分を必要とせず、多く摂取すると下痢をする心配もあります。波をかぶって海水を飲むと、体内の塩分濃度が上がってしまう恐れがあります。海にボールを投げて拾わせる時も、一緒に海水を飲んでしまう可能性があるので控えましょう。

海で泳いだあとは、塩分を体の外に出せるよう、お水を飲ませるなどの対策をとってください。

海や川ではロングリードを使用して泳がせる

海は潮流があり、川も岸辺と川中では深さが違い、どこで流れの速さが変わるかわかりません。

急に深みにはまったり、流されたりすることもあるので、必ずロングリードを使って泳がせましょう。「うちの子は泳ぎが得意だから」という過信は禁物で、事故の原因になりかねません。

水から上がった時の注意点

濡れた犬

暑い日に水遊びをすれば、クールダウンができて安心と思われがちですが、水遊びが原因で熱中症になることがあります。水から上がった後、日光浴で被毛を乾かそうとしている飼い主さんを見かけますが、これは逆効果で、2つの心配があります。

1つはヤケドです。被毛についている水滴がレンズの役目をして皮膚に太陽光を当ててしまい、ヤケドをすることがあります。とくに、サマーカットで皮膚を守るはずの被毛が薄くなっている場合は、とくに注意が必要です。

もう1つは熱中症です。とくにダブルコートのワンちゃんに多く見られますが、被毛が濡れたまま太陽に当たっていると濡れた毛が温まり、体温を上げてしまいます。被毛の中が水分で蒸れて、外に体温を逃がせなくなってしまうことが原因です。

水から上がったら、すぐに吸水性に優れたタオルで被毛を毛の内側からふき取って、できるだけ水滴をふき取ります。できるだけ日陰や木陰で休憩を取らせて、十分に休息させてから次の水遊びをさせましょう。

熱中症の初期症状は、あまり動かなくなり、泡のようなよだれを口から出します。車に酔った時のように生あくびをしたり、粘性のあるよだれを流していたら気分が悪くなっている症状です。急いで涼しい場所に移動して、体を冷やして体温を下げましょう。

まとめ

水辺を走る犬

愛犬チェルシーの散歩コースは河川敷の公園です。もうすぐ「川に入らないと帰らない!」とワガママをいう季節がやってきます。

アユ釣りも盛んに行われる川なので、釣り針や魚の死骸などにも気をつけなくてはなりません。川の中では気に入った石を拾ったり、魚を追いかけたり楽しい時間を過ごします。

水遊びが楽しい日課や想い出になるように、安全に遊ばせる注意を心がけ、暑い季節を乗り切りましょう。

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