ドッグソープが犬を洗うのに良い理由【おすすめの入手先も紹介】
皆さんは、愛犬をどのように綺麗に保っておられますか？トリミングに預ける、ご自身で洗う、色々な方がいらっしゃるでしょう。
ペットサロンにお任せになっている場合は、特に飼い主が指定しない場合はそのサロンで使っているシャンプー・リンスを使用していますよね。
でも、トリミングに連れて行くのはせいぜい一カ月に一回くらい。その間、特に夏場などはご自身で愛犬を洗う方も多いのではないでしょうか？
昨今、犬の食事について勉強なさる方が増え、安心・安全志向になってきました。手作りなさる方もいます。それに伴い、最近は愛犬に使う全てのアイテムについて見直す方が増えて行く傾向にあります。
そこで、こちらの記事では中でも愛犬を洗うためのもの、「ドッグソープ」について解説します。
そもそもドッグソープとは何ですか？
ドッグソープとは、その名の通り犬を洗うための石鹸です。
シャンプーやリンスのような液体のものも犬を洗うためのものではありますが、本記事では固形の石鹸のことを指します。
どうして石鹸がワンちゃんにとって良いのか？
一般的に、シャンプーのように液体の洗剤には、泡立ちを良くするために身体に良くない成分が含まれていることが多く、合成界面活性剤、酸化防止剤、防腐剤、合成香料、合成着色料無添加などが含まれているものもあります。
わんちゃんの皮膚は非常にデリケートなのです。皮膚の厚さも人の1/3ほどしかなく、それゆえ毛皮で覆われているのです。
ドッグソープは、安心・安全なものが多く、素材も明確なものがほとんどです。確かに泡立ちはシャンプーに比べると悪いですが、その分洗い上がりがさっぱりしていて、独特のぬめりも残ることなく愛犬を洗う時間の短縮にもなります。
人間用の石鹸とドッグソープの違い
先程述べたように、犬の皮膚はとてもデリケート。ですので、人間用の石鹸を使うと、殺菌されすぎてしまったり皮膚が傷ついてしまったりする恐れがあります。
ドッグソープを購入する時は、犬の皮膚についてきちんと勉強されたショップ・オーナーから購入すると良いでしょう。
石鹸だとあまり香りがつかないけど？
シャンプーの中には、過剰に香りがついているものがあります。確かに洗った後匂いが残らないと何だか洗った気がしないというのもわかります。しかし、石鹸の本来の目的は、「洗う」ことであり香りをよくすることではありません。
また、人にとっては良い香りであっても、必ずしも犬にとってもいい香りとは限らず、むしろ犬には不快な匂いであることが多いのです。犬は人の何倍もの嗅覚を持っています。
ですから、私達が「ほんのり香る」という感覚であってもワンちゃん達には「ものすごく臭う」ことになるのです。香りは脳を刺激しますから、体調を崩す子もいます。犬に匂いのおしゃれは必要ありません。
ドッグソープを入手する方法【おすすすめの3つの入手先】
最近では、ドッグソープを手作りする方も増えて来ました。時間はかかりますが、チャレンジしてみてはいかがでしょう？各地でも、そっ具ソープを作るレッスンなども開催されています。
また、犬用石鹸は雑貨扱いにはなりますが、きちんと知識を得た方がハンドメイドなさったものをフリーマーケットやインターネットで販売されているところも沢山ありますので、いくつかご紹介しましょう。
1.日本ハンドメイド・ドッグソープ協会
こちらは、犬の石鹸を作るための資格を授与している協会です。犬の石鹸は資格がなくても作れますが、学ぶことも良いでしょう。
2.サボン・ル・シアン
こちらは、私が以前フリーマーケットで出会った作家さんのお店です。
犬のことについて様々な知識をお持ちで、ワンコのためを第一に考えて石鹸を作られています。洗い上がりがしっとりとしていて、おすすめです。
石鹸の他にも肉球クリームや、虫よけグッズなども販売されています。
ぐり石鹸
こちらのお店も、犬用石鹸では老舗です。ドッグアロマの知識も豊富なショップですので、石鹸の他にも様々なグッズが販売されています。
まとめ
皮膚にトラブルを抱えるワンちゃんは、ここ最近増えています。
それは、人との生活の中で様々な環境の変化や、化学物質との接触、食べ物の変化、色々な原因があると思います。皮膚疾患のあるわんちゃんが、シャンプーを変えただけで治るということはあまりないかもしれませんが、一つの要因にはなるでしょう。
皮膚のことでお悩みの飼い主様がいらっしゃいましたら、シャンプーではなく石鹸に変えてみてはいかがでしょう？トリミングサロンによっては、洗剤の持ち込みを許可してくれているお店もありますし、一度ご相談くださいね。
