アトピーの愛犬(ラブラドール)のステロイド治療体験談
我が家の愛犬カイ。ラブラドールレトリーバーのオスで11才になります。シニア犬の年齢になり運動量は減りましたが、食欲はバッチリで、のんびりと暮らしています。
3才になる頃から体を痒がるようになり、次第にところどころ毛が抜け始めたのです。昼夜関係なくかきむしり、相当かゆみがあるようでした。
病院での診断はアトピー
最初は様子をみていたのですが、患部が広がるようだったので、動物病院を受診。そこでアトピーと診断されました。犬のアレルギーに全く知識がなかったので、診断されたときにはびっくり。
外的な要因の皮膚炎だと思っていたので、病気との付き合いがずっと続くとは思いませんでした。
アトピーの原因をなかなか特定できず、可能性としては、フードに入っている何かではないかとのこと。病院指定の食事※にかえてみたのですが、それでも効果はありませんでした。
※ 市販のドッグフードの中にも無添加で、アレルギーが気になるワンちゃんも利用しやすいフードはあります。詳しくは次の記事をご覧ください。
ステロイドの投薬治療で少しずつ症状がやわらいだが薬をやめるとぶり返す
その後、ステロイドの投薬治療となり、投薬が開始されるとあっと言うまに症状が引いていきました。でも、ステロイドの投薬はずっと続けることができません。
徐々に投薬の量を減らし、ある程度のところで薬をやめます。しばらくはクスリの効果で症状がでないのですが、次第に元の状態に戻ってしまいます。この繰り返しで、今に至る感じです。
また、ラブラドールなので自宅でのシャンプーが難しく、トリミング店でやっていただいていたのですが、シャンプーの影響を考えて、病院に併設されたところでやっていただくようなりました。
以上のように、食事を変えたりお手入れを変えたりできることはやっていますが、費用も普通よりかなりかかりますし、負担になっていることは間違いないです。何より、かゆみを我慢できずかきむしっている様子を見るにつけ、かわいそうでなりません。
ストレスがかかるのもよくないのかと、ハウスの環境にも気をつけています。外飼いなのですが、住んでいる場所は夏の猛暑で有名な地域なので、犬小屋に扇風機をつけて快適に過ごせるようにもしました。
すでに11才なので、あと数年で生涯を終えるときが来ると思います。皮膚の病気以外はこれといった不調もなく過ごしていることは救いですが、投薬の治療は最期のときまで続くことになるでしょう。
ステロイドを使わずに回復させる道もあったかもしれませんが、少しでも楽にしてあげたかったので、そこに後悔はないです。いろいろな情報も集めて、良さそうなケアは試してきました。
今後も、愛犬の負担にならなそうなことなら積極的に取り入れて、少しでも楽に生活をさせてあげたいと考えています。