犬が縫い針を誤飲して緊急手術!内視鏡では取り出せなかったので開腹手術をした
我が家の犬はトイプードルの去勢済みオス、名前はアマート、現在8歳、ボイルしたささみが好物のやんちゃな性格です。
その愛犬が3歳のころの話。母が縫い仕事をしていた時に慌てた様子で呼んできて、「犬が針を飲み込んだかもしれない!」と言われました。
なんでも、糸のついた縫い針が1本、どこを探しても見つからなく、犬が口をくちゃくちゃさせてるのを見たというのです。飲み込んでいたら大変なので、急いで病院に行くことに。
ですが、もし飲み込んでいたら抱き上げたときに刺さってしまうかもしれません。そこで、慎重にキャリーケースに入れてケースごと運ぶことにしました。
病院で検査をしてもらったら胃の中に針を確認
病院に行って事情を説明し、レントゲンを撮ってもらったところ、胃の中にくっきり針の影が写っていました。
先生の説明によると、針も危険だけれど針についている糸が胃のなかで他のものと絡まってしまい、塊になって腸を塞いだり、腸のどこかに引っかかったまま流れる可能性がある。そして、腸にひっかかると、内蔵を傷つけてしまう可能性があるの、すぐに取り出さなくてはいけないとのこと。
内視鏡手術では取り出せなかったので胃を開いての手術
全身麻酔をかけて内視鏡で取り出すので、ご連絡しますと伝えられ家で待機していました。そして、数時間後連絡が来ると「内視鏡では取り出せなかったので、胃を開いて開腹手術で取り出すりかありません」と言われました。
突然のことで、犬がとても心配で可哀想になりました。しかし、私にできることは、どうか手術が無事終わるようにと祈りながら連絡を待ち続けることだけです。
それから、時間後に連絡が来て、無事手術が終わりましたと伝えられました。これでやっと一安心しましたが、電話口の向こうで犬が痛そうに声をあげてるのが聞こえてきて、申し訳なく思いました。
無事退院し、抜糸も済ませ今回の騒動は終わりましたが、今回のことは私たち飼い主に大きな反省材料しなくてはいけません。母も戒めのために、犬の体から出た針をよく見えるところに置いて、犬の口に届く範囲に危険なものを置かないことを徹底するようになりました。
犬ももう8歳になりイタズラで変なものを口にすることは減りましたが、それでも日常生活を気を付けることは大事だと思っています。
誤飲だけではなくシニアに入ったことで病気の心配もでてくるので、半年に1度の健康診断を受けるようにしています。犬は人間よりも老化のスピードが早い分、病気になったときの進行も早く、1年に1度では間に合わないことも多いそうなのです。
いかにして病気の早期発見早期治療につなげることができるのかが、犬の健康を守るカギになると思います。