犬が苦手な人は意外とたくさんいる!私たち愛犬家はマナーを守ることを心がけよう
ワンコが可愛くて仕方ない!愛犬家さんはみんなそう思っています。しかし苦手な方、嫌いな方、アレルギーの方もいらっしゃいます。
飼い主として、そういった方にも配慮できるようになりたいですよね。みんなに優しくなれるコツをご紹介します。
私の店の看板犬
私はお店をやっているので、わんこが一緒に行きたい!となっている日はお店に連れてきます。看板犬として、寝そべったり通りを眺めていたり気ままに過ごす日々です。
商店街なので、色々なお店があり、うちの子は隣の床屋さんやグルーミングサロンが大好きで、率先して挨拶に行きます。
看板犬ではありますが、一つ気をつけているのが、犬が苦手なお客さんもいるということ。普段は、お店の一番奥につないでいます。わっと飛び出した時にお客さんのところに届かない距離にしています。
商売柄、ある程度の時間お客さんが滞在するため、アレルギーには配慮し、短毛種ですが抜け毛があるため掃除は念入りに行います。
犬が苦手な方は、思うより大勢います。お互い気持ちよく、安心して過ごせるようにして行きたいですよね。
犬を嫌いな人が多い理由
ワンちゃんが嫌いな方は結構いらっしゃいます。絶対無理!という方から、ちょっと苦手…という方まで様々です。
- 鳴き声
- 噛む
- グイグイくる
多いのがこのような理由です。
鳴き声
ワンちゃんの鳴き声自体が怖いという方もいらっしゃいます。
最近では、集合住宅や近隣で、躾されずに鳴いているのが騒音、迷惑行為としてご近所トラブルにもなることも多いようです。
噛む
小さい頃噛まれた、撫でようとしたら噛まれた…このような経験があると、犬は恐ろしい動物に思えてしまいます。
確かに牙をむいて唸ったり威嚇して吠えている姿は怖いと思われてしまうかもしれません。
犬をよく知る私たちは、噛まれない方法や噛みグセのある子への対処方法を知っていますが、犬に不慣れな人にとっては噛まれることは恐怖ですよね。
「~したら噛まれないよ」「この子噛まないですから」などは犬が苦手な人を困らせてしまいます。静かに遠ざけてあげてください。
グイグイくる
犬は人懐っこいので、フレンドリーなワンちゃんはどんどん人によって行きます。
しかし、リードを引っ張ってグイグイと近寄ってくるわんこが怖いと思う方もいます。また、どうしていいかわからないという方もいます。
このまま飛びついてきそうで怖いという意見もあるので、苦手な方には近づけないであげましょう。
マナーの悪い飼い主さんにならないようにしよう
ワンちゃんが苦手な方の犬嫌いな理由は犬だけのことではありません。犬を飼う上でのマナーの悪さがワンちゃんを遠ざけてしまっていることもあります。
いつも玄関前におしっこされていたらどうでしょう?ウンチを拾っていかなかったら?小さい子供がいる公園でノーリードだったら?「犬を飼っている人って、常識がないんじゃないのか?」と思ってしまいますよね。
うちの子は大丈夫、と思わず、マナーを守れているか今一度確認してみましょう。マーキング後は水を掛ける、ウンチの取りこぼしがないかチェックするなど、自分がされたり見かけたりしたら不快になることがないよう気遣うことが大切です。
こういう行動は嫌われます
ワンちゃんが苦手な人は、なるべくワンちゃんに近づきたくないものです。皆さんの中でもちょっと苦手な動物って、いるかもしれません。
私は猛禽類が苦手です。ペットショップなどで見かけると繋がれているとわかっていても、どうしても遠回りしてしまいます。
最近では、コンビニにドッグポールの設置が多くなってきましたが、つい入り口付近にくくったりすると、犬が苦手な人は困ってしまいます。
わんこOKのカフェなどでも、膝に乗せたり横に付けずおしゃべりや携帯に夢中で愛犬が他のテーブルに迷惑をかけてしまったりすることがあります。
散歩中のスマホも危ないです。そもそも歩きスマホが危ないのに、ワンちゃんを見ずにスマホを操作しながらのお散歩は本当に危険です。
私は車で通勤しているのですが、夜スマホを見ながらお散歩していて、ワンちゃんが車道に出てしまっている飼い主さんを見かけます。きちんとワンちゃんを見ていないと、ポロっとうんちした時などは気づかないでしょう。
大切なことは、ワンコをよく見て、多くの人がいる混雑した場所ではそばに寄せておくことです。ワンちゃんが近づくのが怖い人もいるので、配慮するようにしていきたいですね。
アレルギーなどに配慮する
犬は好き、でも動物アレルギーという方は多くいらっしゃいます。犬の毛やフケ、唾液などが影響を及ぼし、目や喉などに辛い症状を起こしてしまいます。
喘息の方も、動物に反応して症状が出てしまう方も多くいらっしゃいます。近くにいる人がアレルギーかどうかはわかりません。
しかし、洋服などについた毛はこまめに取る、人混みの中では抱っこやバッグに入れるなどの配慮は必要になってきます。大きな子なら人混みでもすぐに見えますが、小型犬は分からずびっくりすることがあります。
一度アレルギーを起こしたり喘息を起こすと大変つらく命に関わることもあります。犬嫌いの方へはそういった理由の方もいらっしゃるので、むやみに犬を近づけないようにしましょう。
犬が苦手な人もいることを理解しよう
様々な理由で犬が苦手、嫌いな人は多くいます。「こんなに可愛いのになんで?」「飼ってみたらわかるのに!」ついついそう思ってしまいますが、お互い気持ちよく生活したいですよね。
鳴き声で騒音トラブルになったり、糞尿の始末の方法でトラブルになったりする事例が多くあります。
飼い主さんがマナーを守ったり工夫することで改善されることがたくさんあります。例えば、お散歩の時リードを短く持つと飛びつきや追いかけを防ぐことができます。
私は、犬嫌いの人を意識していない時は、リードも短くせず歩かせていました。後ろから、前の歩行者を追い抜いた時にその方が犬にびっくりして悲鳴をあげられてしまったことがあります。
すぐに謝りましたが、やはり配慮が足りなかったと思います。さらに、何も悪いことをしていないのに大声を出されてしまい犬がびっくりしてしまいました。
犬を守るためにも、「ワンコが苦手な人もいる」としっかり認識をして外出することをお勧めします。
まとめ
ワンちゃんを溺愛している、家族だと思っている私たちからは「犬はちょっと…」と言われると少し悲しい気持ちになりますよね。でも、皆さんそれぞれな理由で苦手だな、嫌いだなと思っています。
そういった方を受け入れて、配慮することがとても大切です。「愛犬家って素敵!」と思われる飼い主さんをぜひ一緒に目指しましょう。