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犬と異種ペットを多頭飼いするポイント@他の動物と仲良く暮らす生活

ワンちゃんは多頭飼いも難しいのに、違う種類の動物なんて飼えるの?と思う方も多いと思います。我が家では異種混合飼育をしています。

実はとってもオススメですし、相性が良ければとっても楽しくなります。我が家の様子をちょっとだけご紹介します。
【関連】犬を多頭飼いするメリットやデメリット

犬と他の動物は相性はどうなの?

犬を飼っていても、様々な事情で他の種類の生き物を受け入れる場合があるかもしれません。

そもそも相性はどうなの?ストレスにはならないの?心配になることもありますよね。結論から言うと、「ワンコの性格次第」です。

猫もうさぎも鳥もなんでも、受け入れられるかはその子の性格次第です。性格というよりは、素質のようなもので、神経質だったり怖がりだったりする場合は、他の動物と一緒に暮らすことは向いていないようです。

どうしても暮らす場合は、ワンちゃんの立ち入らない部屋で飼育したりするしかないのですが、匂いや音でそわそわしてしまいます。徐々に慣らしながら暮らせるようになるのが理想的ですね。

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NGな動物、OKな動物の種類について

一般的に犬は猫やうさぎなどは相性が良く、鳥やハムスターやリスなどは相性が悪いと言われるようです。

猫はつかず離れずうさぎも我関せず、という性格で、鳥やハムスターは臆病でワンちゃんもケージをひっくり返したり追いかけ回したりすることがあるから危険ということのようです。

犬種の性質によっても変わるようです。テリアちゃんなどは、うさぎやフェレットやネズミなど小動物をハンティングする性質があるので同居は避けた方が良いとも言われています。

もし、心配な場合は、愛犬の性格をよく知っている獣医さんやブリーダーさんなどに相談してみましょう。

我が家が犬以外を飼うことになったきっかけ

私は小さい頃から犬を飼っていました。初代の子は、その子のみ一人っ子で育て生涯を終えました。

2代目もそうなるはずでしたが、私が一人暮らしで買ったモルモットと同居することに!初対面ではおもちゃと間違えているんじゃないかと思うくらい興味を示し、モルモットの入った段ボールをずっと匂いを嗅いだり、手で押したりしていました。

いざ同居が始まると、「監視中ですか?」というくらいジーッと見張ってます。おとなしいモルモットだったので抱っこしてそっと匂いを嗅がせたり、餌をあげているところを見せたりしているうちに慣れて来て特段ストレスは感じなくなっているようでした。

しばらくしてモルモットが他界し、私は少し離れたところで一人暮らしをしました。そこで交通事故にあった猫を保護し、一緒に暮らし、仕事の都合でまた実家に戻ることになり猫も飛行機に乗せて連れて帰りました。

わんこはモルモットの比にならないくらい大騒ぎで、猫は驚いて脱走するし犬は発狂しているしで大騒ぎになったのを覚えています。そのうちなんとなく2人の間に「ちょうど良い距離」ができ、猫も犬も「いつもの自分の場所でリラックス」という風景が当たり前になりました。落ち着くまで1週間かからなかったと思います。

我が家で飼ってる仲良し2人組のペット

現在は犬とハムスターを飼っています。犬とハムスターは相性が悪いと前記しましたが、我が家ではひょんなことからハムスターが来てしまいました。

主人が仕事で「小動物」が必要になり、事務所で飼うつもりでホームセンターにて小さなハムスターを買ったそうです。その話を聞いていて、しばらくしてから主人が紙袋を持って帰って来ました。

紙袋から「カサ!カサカサ!!」と音がします。まさか、と思って覗くと小さな小さなハムスターが不安そうにただずんでいました。

すぐにお家とご飯を一式揃え、しばらくは見えないところで飼育しようかとも思ったのですが「どうせバレる」と思い、愛犬と対面させました。愛犬は耳がペタンと後ろに垂れ下がり尻尾は硬直していました。ハムスターも硬直しています。しばらくするとハムスターが立ち上がり威嚇し始め、わんこはどうしたものでしょうか?という困り顔。隠すことなく犬の届かないところで飼育を始め、1週間ほどで慣れました。

ハムスターもストレスなく、ケージをよじ登ったりかじり棒を噛んだり、キューキュー言いながらお昼寝をしています。犬はハムスターが運動していると尻尾を振ります。どうやら2人とも明るい性格同士だったようです。

不思議なのですが、犬と家族で出かけ、帰ると犬は真っ先にハムスターのところに行き、ケージを覗きます。

襲ったり追いかけたり、ケージをひっくり返すという心配は全くありません。「ハムスターは大切な家族だから傷つけてはいけない」ときちんと教えます。

犬は動いているもの追いかける習性がある、小動物は危ない、と言いますが、危険を感じたことは一度もありません。

しかし、留守番などもあるので念のため届かない場所にハムスターのケージを置くようにしています。

どっちが上か決めたがる犬

異種飼いをしていて、困ることは1つだけあります。

それは「犬が嫉妬する」ことです。ハムスターと遊んだり可愛がったりすると、離れた場所からジトーっと上目遣いで見つめて来ます。1度あまりにハムスターに近づきたがるので、怖がらせてはいけないと叱ったことがり、いつも離れた場所で見ています。

愛犬にとっては自分の方が上なので、例えば帰って来てすぐにハムスターに話しかけたりご飯の世話をすると怒ったりいじけます。

まずは犬を十分に構ってから、というのが我が家のルールです。ハムスターを弟と思っているのかペットと思っているかは分かりませんが、自分の方が上だと主張して来ます。これは先住犬がいるお家での多頭飼いのルールと同じかもしれません。

犬の愛情の深さを知る

他の種類の動物を一緒に飼う経験をすると、ワンちゃんたちの愛情の深さと表情の豊かさに驚くことが多くあります。

実家の犬はよく猫のお尻の匂いを嗅ぎに行き、猫に怒られ「怒られちゃったよ!」と困った顔をしてこちらに走って来ました。しかし、庭に出て夜中まで猫が戻らないと心配なのか窓の外を見ています。夜も眠らず、物音がすると帰って来たのではないかと家の中を探しに行っていました。

我が家の愛犬は、理由はわかりませんが、よくハムスターがご飯を食べているのを見つめています。犬とハムスターにりんごや野菜を同時にあげるので、同じものを食べていると思っているのかもしれません。きちんと食べているか見守っているようで微笑ましくなります。

犬が寝そべっているところに、離したハムスターが行ってしまってもじっと動かずに我慢しています。そんな時は「偉いね、遊んでくれてありがとう」と褒めると嬉しそうに尻尾を振ります。

犬はとても愛情深く、表情が豊かな頭の良い動物だなと、改めて日々実感しています。

まとめ

ワンちゃんと一緒に他の動物を飼って大丈夫かどうかは、その子の性格や性質によって変わって来ます。神経質だったり、臆病だったり、興奮しやすいワンちゃんは、無理に異種飼いはオススメしません。

しかし、やむおえない事情で飼育しなければいけない時は、離したり、届かないところに置く、見えないように別の部屋で育てるなどの工夫は必要かもしれません。

ワンちゃんは適応力があります。他の動物ちゃんがストレスにならないように上手に暮らしてみましょう。

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