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マイクロチップは犬に必要?安全性や費用や装着方法の話

犬

マイクロチップというものをご存じでしょうか?最近では、ペット博などのイベント等でも気軽に装着してくれるコーナーがあり、わりと浸透してきたのではないでしょうか。既に装着していて問題無く過ごされているワンちゃんも多いでしょう。

このマイクロチップ、本当に愛犬に必要なのか?装着することで怪我をしたり等のリスクは発生するのか、メリットはどんなことがあるのかなど、今回は犬のマイクロチップについてお話しします。

マイクロチップとは何?

犬のマイクロチップ

見た目は、長さ1㎝、直径2mm程度の小さな円柱状のものです。これは、個別に識別するためのタグであり、ひとつひとつ登録番号が違います。なお、これだけでは使用できず、マイクロチップの読みとり専用機械と一緒に使います。

マイクロチップを制作しているメーカーはたくさんあり、それぞれのメーカーの読み取り機でしか読み取ることができなかったのですが、最近ではどのメーカーのマイクロチップであっても、読みとれるようになってきています。メーカー同士での互換性も発達してきているのですね。ちなみに、読み取り機を購入する必要はありません。

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どういう時に役立つの?

センサーを当てられる犬

犬が迷子になった時や、個体を識別しなくてはならない場合などに役立ちます。また、2004年には、日本に動物を輸入する場合はマイクロチップの装着が義務付けられるようになりました。

例えば海外でお住まいの日本の方が、愛犬を連れて帰国する際はマイクロチップを装着してない場合は愛犬は入国できないということになったのです。

なお、事件などに巻き込まれた場合、例えば盗まれた場合など犯人側は「これはもともとうちの犬だ」と言い張ることが多く、そうなりますと、こちらとしても証拠がありません。DNA検査をするわけにもいきませんし、他に照合方法が無いのが現状です。そのようなときに、マイクロチップを装着していれば絶対的に動かぬ証拠となり得ます。

どういう風に装着するの?

注射する犬

これは、注射器の先にマイクロチップをはめ込んで、体内に直接入れ込みます。ようするに絶対外れることが無い迷子札と言っても良いでしょう。マイクロチップは獣医師や専門の資格を持つ人に装着してもらいます。多くは首の後ろあたりに挿入することが一般的です。

安全性は?

黒い犬

注射器で異物を挿入すると聞けば、「なんだかそれ、大丈夫なの?」と思われる方も多いと思います。しかし、今のところ副作用や事故例の報告は一切ありません。

また、マイクロチップは生体適合ガラスや生体適合ポリマーなどで作られていますので、動物への障害はほとんどありませんし、安全性が高いものになってきています。

それに電子機器ではありますがレントゲンやエコーなど、検査の際に何か問題が生じることはありませんし、機材に影響を与えるものでもありません。

ただし、ほとんど家にこもりっきりの病気のわんちゃんや、老犬に対してわざわざ挿入する必要はあるかというとそうでもありません。最終的には飼い主さんの考えで装着するかしないかを決めれば良いのですが、何事もあまり意味のないことについてはする必要は無いですよね。

費用

電卓

マイクロチップを装着するのに必要な費用ですが、病院で装着を行う場合は装着費用として3000円ほど、また、装着後にはAIPO(動物ID普及推進会議)にデータを登録しなくてはなりませんので、その費用が1000円かかります。

ですので、5,000円ほどみておけばいいでしょう。装着時、まれに暴れたり痛がったりする場合は麻酔をかけて行うこともあるようですが、その場合はもちろん別途料金が発生します。

なお、イベントや催し会場では無料でマイクロチップの装着を行っているサービスもありますので、そのようなものを利用するのも良いですね。ただし、無料で装着してもらっても登録費用は払う必要があります。

まとめ

白い犬と獣医

マイクロチップの装着が盛んになった背景には、震災が原因でもあります。それまでは、限られた一部のわんちゃんしか装着しておらず、飼い主さんも「なんだか危険」という思い込みで、多くのワンちゃんはマイクロチップを付けていませんでした。

震災後、ペットとはぐれてしまったご家族も多く、マイクロチップを付けていた子はすぐに見つけてもらえたと言うことがあったことから、導入を考えた飼い主さんが多くいました。

マイクロチップにも賛否両論ありますが、現在では研究も進んでおり安全性も高いものが多いことから、イベントなどでリーズナブルに付けてもらえるのであればやってもらおうかなと気軽になさる方も増えて来ました。

どちらが正しいとは言えませんし、今後もマイクロチップ挿入の副作用が100%出ないとは言えませんが、比較的安心なものですので、機会があれば導入を考えても良いでしょう。

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