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動物愛護法を知っておこう@犬を飼うなら大切なこと

かわいい犬

我が日本では、国民の間に広く動物の愛護と適正な飼養についての理解と関心を深めていくために、毎年9月20日から26日を動物愛護週間と定めています。

ペットを飼っている人も、この動物愛護法について言葉は聞いたことはあるけど、詳しくは知らないという人もいらっしゃるでしょう。今日は、この動物愛護法とはどんなものなのか、に焦点をあてて紹介します。

動物愛護法とは

みかんと犬

動物愛護法、正しくは「動物の愛護及び管理に関する法律」で、動物の虐待等の防止について定めた法律です。

動物を虐待してはいけないという当たり前のことに関してわざわざ法律が制定されていることは、ある意味悲しいことではありますが、この法律のおかげで虐待をした人に対してきちんと罰則が与えられるように定められているのです。

過去の法律との違い

金色の天秤

この法律は、昭和48年10月1日に制定された法律ですが、平成11年12月に26年ぶりに改正されました。次は平成17年6月に改訂された際に、5年を目安に法律を改訂することを検討することが定められたものです。

平成24年には、一部改訂され、犬猫の夜間展示禁止(20~翌8時)が制定されました。ですので、ペットショップで、そのお店が例え夜10時まで営業していたとしても、犬や猫の生態販売コーナーには入れない、犬や猫が見れないようになっているなどの措置がされています。

次に、平成25年の改正では、飼い主やペット業者の責任や義務が強化され、実物を見せないまま販売するネット通販や、カタログ販売の禁止、さらに、飼い主はペットが死ぬまで飼い続ける責務がある事などが新たに盛り込まれています。

この主旨により、保健所は飼育放棄で持ちこまれる犬猫の引き取りを拒否することができるようになりました。

実物を見せないまま販売していたことについては、ネット通販などで写真のみを見て購入を決めた消費者が、実際に犬が手元に来た時には写真と全く違う犬であったというトラブルが相次いだためです。ネット通販だけでなく、ブリーダーから犬を譲り受ける際にも、仔犬の見学が義務付けられるようになりました。

動物愛護法の最初の制定時には、単に虐待についてのみ罰則を与えられる法律でしたが、改訂後はさまざまな事項が盛り込まれて、ペット・動物に対してより詳細に、そして「愛護」という理念に沿った法律となっています。

動物愛護法の抜け穴

読書とビジネスマン

どんな法律でもそうですが、この動物愛護法にも抜け穴は存在します。通信販売については、実物を見せないままの販売が禁止されているだけで、通信販売自体を禁止しているわけではありません。

また、実際に実物を見せたかどうかについての確認を国がするわけでもないので、どのようにでもすりぬけられることが現状です。

さらに、飼い主がペットを死ぬまで飼い続ける責務があると法律で決められていても、実際には保健所に持ち込まれる犬猫は無くなりませんし、いまだに年間かなりの犬や猫が殺処分されている現実は変わりません。

また、保健所への持ち込みを拒否された犬や猫を、有料で引き取って飼育する業者も出現してきました。表向きは、飼い主さんに代わって生涯飼育を行う目的で引き取るのですが、実際は餌・水をろくに与えず、残りの生涯を狭いゲージの中で過ごさせると言う悪質な業者もいるようです。

このような業者に対して、動物愛護法の適用により処罰されることが当然のように思えますが、現実はなかなか摘発されないことが多いのです。

こんなイベントがあります

カツラを被る犬

さて、最近では、動物愛護週間期間中に、全国各地でいろいろなイベントが開催されています。

動物愛護についての理解を深めることと、啓発活動という意味がありますが、物品販売などのバザーや楽しいゲーム、わんちゃん・猫ちゃんの健康相談、集団狂犬病予防接種、マイクロチップ挿入などがリーズナブル価格で受けられることがあります。

このイベントには、近隣の獣医師さんたちがボランティアで参加している姿をしばしば見かけます。

もちろん、犬や猫の保護活動、譲渡会も行われ、新しい飼い主さんを探すだけでなく、保護された子たちに使うための物品やお金の寄付活動も行われています。イベントのテーマは、お堅いイメージがあるかもしれませんが、この機会に親子で、ご家族で、お友達同士で動物愛護について知り、考える良いきっかけとなりますので、ぜひ参加してみてくださいね。

まとめ

目の大きな犬

日頃ペットを大切にしていらっしゃる方には、動物愛護という言葉は逆に程遠いかもしれません。動物を愛護することは当たり前のことだからです。

しかし、世の中には非常に悲しいことですが、辛い思いをしている犬や猫がたくさんいます。虐待目的で飼われている仔も現実にはいるのです。こうした可哀想な動物が、世の中から1匹もいなくなることは残念ながらありえないかもしれません。

ですが、一人でも多くの人が動物を大切にする心を持ち、動物愛護について知ることができれば可哀想な子が1匹減るはずです。まずは、興味を持ってみるということから始めましょう。

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