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犬を何匹も飼いたいなら@多頭飼いの注意点を解説

犬の多頭飼い

犬との生活は楽しいものですよね。「もう1匹欲しいな」なんて思う方も多いのではないでしょうか。犬が増えることはもちろん楽しいこともありますが、注意するべき点もいくつかあります。

そこで、こちらの記事では2匹目を飼う前に確認すること、多頭飼いのいいところや注意点などのポイントをまとめました。これから犬を2匹以上を飼うことを考えている方は、ぜひご一読ください。

多頭飼いを始める前の3つの確認事項

新しいワンちゃんを迎え多頭飼いを始める前に、3つのことを確認しておきましょう。

1.先住犬との相性

複数飼う犬

多頭飼いを始めるにあたり、最も大切なことは先住犬と新しい犬との相性が合うかどうかということです。例えばこんなことから相性を予測できます。

年齢

犬同士の年齢は近いほうが良いとされています。あまり年齢が離れすぎていると仲良くしづらいようです。

犬も年齢を重ねると、パピーの頃の元気が落ち着き、ゆっくり過ごしたいと思うようになります。そこへ新たに若い犬が仲間入りし、元気いっぱいに動きまわられると、ストレスになってしまいます。

先住犬の性格

先住犬は犬と仲良くできる性格ですか。犬のなかには、人間を好きだけど犬は苦手という子も意外に多くいます。

仲良くできるタイプであれば問題ありませんが、「犬みしり」タイプのワンちゃんは、家の中に犬が増えることがストレスになる可能性が高いといえます。

性別

性別の相性もあります。最も相性が良いのはオス×メスといわれています。次にメス同士。オス同士は喧嘩が激しくなることが多く、多頭飼いにはあまり向いていません。

しかし、これは犬それぞれの性格や相性次第ですので、もちろん絶対的なことではありません。

また、同じ犬種同士は相性が良いといわれていたりもしますが、実際に飼ってみなければわからないことも多いです。新しい犬を飼い始める前に、ペットショップへ先住犬を連れて行き、何度か会わせてみるのが相性の確認には良いでしょう。

2.倍の費用を負担し続けられるか

お金

犬が1匹増えれば、掛かる費用も倍に増えます。それを少なくとも10年以上負担し続けることが問題なくできるのか確認しておきましょう。例えばこんな費用です。

  • 毎日のドッグフードやオヤツ
  • トイレシート
  • フィラリア予防、ワクチン
  • トリミング
  • 旅行の際預けるペットホテル※

※ ペットホテル以外にもペットシッターやわんちゃん保育園など犬を預けられるサービスはあります。詳しくは以下の記事をご参照ください。

【参考】犬を預けられる施設やサービス【保育園やペットシッター】

3.適切なスペースがあるか

ソファの前にいる犬

人間と同じように犬にも「パーソナルスペース」というものがあります。パーソナルスペースとは、他者に入ってこられると不快に感じる距離のことです。

犬の場合その距離は、およそ2mから3mといわれています。または、お互いにリラックスして眠れるくらいの距離などともいわれます。自宅に2匹分のパーソナルスペースを確保できるくらいのスペースがあるでしょうか。

多頭飼いの3つのおすすめのポイント

犬同士の相性が合い、環境も整い、いよいよ多頭飼いを始めたら、嬉しいことがたくさんです。多頭飼いの良いところ・おすすめしたいポイントを3つをご紹介します。

1.先住犬をならってマナーを覚える

遊ぶ犬

後から仲間入りしたワンコは、良くも悪くも先住犬のマネをします。ですから、先住犬がしっかりしつけられている場合は、先住犬をならってマナーを覚えます。例えば最もしつけに困るトイレトレーニングも、特に飼い主は教えていないのに、先住犬をならって勝手に覚えてしまった!なんてこともあるようです。

その一方、先住犬に問題行動がある場合は、新しい犬もそれをマネしてしまいます。先住犬に吠えグセがあれば、新しい犬も吠えるようになってしまいます。先住犬がしっかりしつけられていることが必須といえそうですね。

2.留守番が安心

家にいる犬

犬を1匹で留守番させ寂しい思いをさせていると思うと心苦しく感じたりしませんか。多頭飼いであればそんな心配から少し開放されます。新しく犬を迎えたことで、留守番が苦手だったワンちゃんが落ち着いたと話している友人がいます。留守番の寂しさが和らいだようです。

飼い主さんの生活スタイルによりやむを得ず留守番が長時間になることは仕方のないことです。犬がひとりぼっちではないと思えば、安心して留守番をさせられますね。

【参考】犬に留守番をさせるときの5つの注意点【空調や照明は?】

3.犬同士のコミュニケーションに慣れる

じゃれる犬

ワンコの中には、人間と遊ぶことにばかり慣れてしまい、犬同士のコミュニケーションに慣れていない子がいます。人間社会で生活しているのですから、それが悪いとはいいません。しかし飼い主としては、やはり犬同士仲良くできたらと願う気持ちは少なからずあると思います。

ウチのワンコは大変な犬みしりなので、この点で多頭飼いに憧れます。犬同士楽しそうにじゃれ合っている様子は微笑ましいものですね。

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多頭飼いをする際に注意すること

多頭飼いを始めたらこんなことに気をつけましょう。

1.ハウスを分ける

犬のハウス

多頭飼いを始めたら、ハウスは頭数と同じ数を用意しましょう。ハウスは犬のプライベートな空間であり、誰からも邪魔されない最もリラックスできる場所です。それぞれの犬専用の場所を作ってあげることで仲良く過ごすことができます。

先住犬を優先する

先住犬

新しい犬を迎えてからも、必ず先住犬を優先するようにします。特に新しい犬が子犬である場合、つい子犬を優先していまいそうになると思います。

しかし、犬は群れの中で順位を重んじる動物です。新しい犬ばかりをかまっていると先住犬はストレスを感じてしまいます。また新しい犬に対し、先住犬のほうが先輩で上位者なのだということを示す意味でも、先住犬を優先するべきなのです。

先住犬と後から来た犬の双方にとって、順位を意識させることは関係を円満にするために大切なことです。

まとめ

多頭飼いを始めたい方、お悩みの方へ、そのポイントをまとめてみました。多頭飼いは犬が増える分、楽しみも増えるものだと思います。わたしも多頭飼いしている友人を見るといつも羨ましく思います。

先住犬の性格や犬同士の相性、飼い主さんの状況などをしっかり考慮したうえで、多頭飼いライフを楽しまれると良いでしょう。

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