犬に危険な花や植物@春と冬は要注意です!
綺麗な花壇やお花を見かけたら、つい、可愛い愛犬と一緒に写真を撮ったり「お花が綺麗だね!」と一緒に眺めたくなりますよね。
寒い日のお散歩で鮮やかなお花を見るとホッとします。しかし、冬から春のお花はワンコにとって危険な品種が多いものです。
さらに、冬に気をつけたい植物やお花の装飾品についてもご紹介します。楽しい年末年始に、獣医さんにお世話にならないようにポイントを見てみましょう。
大人ワンコは危険なものを察知する
犬はとても知能の高い動物です。ワンコは、大人になるとこれまで「いけない」「だめ」とされてきたことを覚え、いたずらが少なくなる傾向があります。
さらに、経験から体に悪いものは美味しくないものと認識していることもあります。例えば、タバコです。
子犬の時はそれがなんのかわからず、タバコの箱に興味を示していても、大人ワンコになると「臭い」「危ない」と察知し、興味を示さなくなり、むしろ遠巻きにします。
タマネギやキシリトールの歯磨き粉などを積極的に欲しがる子は少ないものです。子犬、若いワンちゃんのうちは分別がつかずしょうがないのですが、経験を積んだワンちゃんはある程度自分で危険なものを判断し始めます。
しかし、お花やガーデニングなど日頃接していない、1年に1度登場季節のお花、それが危険かどうか経験が少ないので判断がつきません。
季節によって危険なものは変わりますが、特に冬?春にワンちゃんに気をつけてほしいガーデニングやお花、植物がたくさんあります。ママ、パパはしっかり見極めて、ワンちゃんを危険から守ってあげましょう。
球根は土の中だけではない
「球根は犬には危険」というのは、みなさんご存知だと思います。土を掘る癖のある愛犬と暮らしている方は、十分に気をつけていらっしゃいますよね。
冬から春に咲くお花は、球根のお花がとても多くあります。生命力が強いので、土ではなく水栽培として育てるキットが多く販売されます。
これが実は要注意で、簡単に転倒するのでワンちゃんたちの手の届かない場所に置きましょう。
- クロッカス
- ヒヤシンス
- アマリリス
このような球根が水栽培に好まれます。どの球根も犬にとっては食べてしまうと、嘔吐や中毒症状を引き起こす毒物なので、十分注意が必要です。
冬は観葉植物にも注意
暖かい時期はベランダやポーチにおいていた観葉植物も、寒くなると冬越しのために室内に取り込みます。
実はこのタイミングが要注意です。ワンコにとっては、大切な自分と家族のお部屋に見慣れないものが置かれるので、興味を引きがちです。
鉢を倒したり、葉や茎をかじったりしないように注意が必要です。
冬の間は、観葉植物は水を控えめにあげることが多くなります。暖かい時期に置いた「置き型肥料」があげる水の量が少ないために、解けずに鉢に残っている場合があります。
暖かい時期に肥料を置くので忘れがちですが、ちょうどフードやおやつのような大きさなので、子犬を始め、ワンちゃんの誤食が起こりやすいものです。
お散歩で気をつけててほしい花
実は冬から春のガーデニングの花は、ワンコたちにとっては危険がたくさんあります。
- パンジー、ビオラ…茎にも毒があり嘔吐や麻痺を起こす
- シクラメン…根や球根に注意。嘔吐下痢などを起こす2
- ポインセチア…全体的に食すと危険。嘔吐下痢を起こす
- 菊…接触してアレルギーを起こす場合もある
他にもたくさんワンコにとって好ましくない花がたくさんあります。特に、球根植物は毒性が強い傾向にあります。
冬の時期は、緑や花が少ないので、ガーデニングが盛んになります。玄関先や店先に鮮やかな花が植えられ始めるのが冬の時期で、これは春まで続きます。
花壇で綺麗なお花と愛犬の写真を撮る時、信号待ちをしている時、おトイレの片付けをしている時、飼い主さんが手元に夢中になってしまうタイミングはとても危険です。
暇つぶしに…興味本位に…パクッと食べちゃうことがあるので、よく見ていてあげましょう。
我が家の愛犬も、小さい頃に、いつも信号待ちで植栽のお花が気になってしまうポイントがありました。
少し長い信号で、枝がちょうど鼻先に来る位置なので、いつも食べようとします。あらかじめ分かっていれば避けることができますが、知らないポイントだといつのまにか…ということもあるので目を離せませんでした。
ダメと言っても、何度も草や花を食べようとする時があります。お腹や胃の調子が悪い時は、特に隠れて口にしようとします。
そのような様子がある時は、危険な植物を口にすることもあるので、すぐに引き離し、獣医さんに相談してください。
お部屋の中を再チェック
ガーデニングの花や観葉植物にも十分に注意が必要です。もう1点、ここ最近ちょっと注意が必要なお花があります。それは、ドライフラワーです。
クリスマスリースや装飾品、お正月のお飾りなどにも使用されています。装飾性が高く、加工されているので元々の花の種類がわかりづらいものがあります。
また、農薬や染料の問題もあります。もちろん、人が触れることを前提としているので農薬に対してナーバスになりすぎる必要はありません。
また、ドライフラワー自体や、それに使われる着色料、染料などはオーガニックのものを利用していることが多くあります。
しかし、すべてのドライフラワーが安心とは言い切れません。無農薬、完全オーガニックが確認できないのならば、わんこが口にしないように十分に注意が必要です。
花屋では、冬になると、たくさんのドライフラワーやドライのフルーツやナッツを取り扱います。余れば、保管して翌年利用します。これらのほとんどはカビたり変色することはありません。
人間の間では、食べ物ではなく装飾品として流通しますが、香りなども残っているので、ワンコにとっては「もしかしたら美味しいの?」と食べ物と勘違いしてしまいます。
リースや装飾品にドライフラワーなどが使用されている場合は、ワンちゃんが届かない場所に飾る、または、壁掛けなどはきちんと固定をして落ちないようにする工夫をお勧めします。
まとめ
冬から春はお花がとても綺麗です。ガーデニング以外にも、クリスマスやお正月には多くの花や飾り物でお部屋を華やかにするシーズンです。
大切な愛犬が誤飲誤食で苦しまないように、近づけない、固定する、などしっかりと対策を行いましょう。