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犬の応急処置方法@あなたの措置が愛犬を救う!

ナース

愛犬の急な病気や怪我。生き物ですし、当然誰でもが遭遇する確率がありますよね。決して他人事ではありません。すぐに動物病院に連れて行きたいけど、先生に診て頂くまでの間に何かできることはないの!?

そのあなたの措置が愛犬の命を救うかもしれません。s\覚えておいて便利な応急処置についてお話します。

日頃の観察がモノをいう

犬と女性

今まで元気だった愛犬がいきなりぐったり。何か様子がおかしい。昨日まで元気だったのに、今日はちょっと変。このような判断ができるのも、日頃から飼い主さんが愛犬のことをよく観察してあげているからです。

どのような状態がその子の「普通」なのかを知っておくのは大変重要なことです。まずは、元気である時によく触って観察し、しっかりとコミュニケーションを取りましょう。

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愛犬の持病を把握しておく

犬と獣医

もともと持病がある子、疾患がある子で発作が出た場合、いつもの病院が開いてないこともありますよね。そんなとき、初めての病院にやむを得ず行かなければならないこともあるでしょう。

初めての先生に診て頂く場合は、愛犬の持病や発作についてしっかりと報告することが治療の一歩です。カルテを持ち歩くわけにはいきませんが、このように日頃から注意が必要なわんちゃんの場合は、自家製カルテのようなものを用意しておくと良いです。

犬種・年齢・性別・体重だけでなく、既往歴や発作の頻度、治療過程、どんな薬を処方されているかなど獣医師にすぐ情報がわかるようにしておくと便利です。

さまざまな場面での応急処置

熱がある犬

病気や怪我は、同じ病名でもいろいろな状況があり、これさえ覚えておけば大丈夫!という確定できるものはありませんが、よく起こり得る事例を踏まえて、どのような応急処置をすればいいか見ていきましょう。

食欲が無い

昨日までモリモリ食べていたのに、今朝はいきなり食べない。そんなときは、まずは環境を思い返してみます。わんちゃんにとって何かショッキングなことはありませんでしたか?

引っ越しや旅行で急に環境が変わった場合など精神的な原因がある場合は少し様子をみましょう。また、食欲減退の他に、下痢や嘔吐を伴わない場合は、数日様子見をしても良いでしょう。ただし、老犬や幼犬についてはすぐに病院に連れて行ってください。

吐く

一般的に犬はよく嘔吐します。一過性のもので、吐いた後けろっと元気にしているようであれば問題はありません。

嘔吐物に血が混じっていたり、周期的に吐く場合は早めの診察を受けてください。嘔吐後にけいれんや、下痢など他の症状を伴う場合はすぐに病院に行きましょう。嘔吐物が喉に詰まって窒息しないように、注意することが大切です

なお、誤飲の場合ですが、飼い主さんが現場を見た、何を飲み込んだのかわかっている場合もすぐに病院に。腸が詰まってしまう場合もあります。

いろいろな吐かせ方が公開されていますが、素人が行うのはかえって危険です。一番怖いのは、薬の誤飲です。もし飲みこんでしまったら、すぐにかかりつけの医師もしくは救急に電話して指示を仰ぎます。誤飲した薬によっても処置方法が違いますので必ず相談してください

嘔吐物ではなく、血を吐いてしまった場合は、至急病院へ。病院に着くまでの間、胸部をタオルを巻いた保冷材などで冷やして炎症や出血を抑えてあげましょう。

下痢をする

これも犬にはよく見られる症状です。嘔吐と同じように一過性のものでしたら心配はいりませんが、血液が混じっていたり、虫がいたりする場合はすぐに病院に連れていきましょう。

下痢の場合は脱水症状を起こすと怖いので、水分をしっかり摂るように心がけます。

怪我をした

なんらかの原因で、怪我をした場合、血が出ている時はすぐに止血します。傷口を柔らかいガーゼ等で押さえてそのまま病院へ。

気が立っている時や、触られるのを極端に嫌がる場合は無理にやろうとせずに落ち着いてから処置をします。

おなかを痛がる

動物はおなかが痛い状態になると、動きたがらず背中を丸めてじっとしていることが多いです。また抱きあげるとキャン!と泣くこともあり、飼い主さんとしては心配でしょうがないと思います。

他の症状としては、痛みのために落ち着きなくうろうろと歩き回ることもあります。犬は話すことができませんので、どんなふうに痛いのか、どこが悪さをしているのかの判断が難しいのです。

ですので、痛がっている場合はすぐに病院に連れて行きましょう。病院に連れて行くまでの間は、できるだけ安静にしてください。悪化すると取り返しのつかないことになります。

まとめ

愛犬の急な変化、飼い主さんもパニックになりがちですが、まずは飼い主さんが落ち着くことが大切です。

絶対に助ける!という自信が愛犬にも伝わって良い影響を与えてくれるでしょう。あなたの愛犬はあなた自身が守るのですよ。

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