赤血球の量が多すぎると指摘された愛犬@ダイエットのために食事を作りに変更
我が家の愛犬ナナは、8歳でオスのミニチュアダックスフントです。人間が大好きであり、無駄吠えは一切せず穏やかな性格です。
散歩や運動も好きなので一日2回散歩しています。標準的なダックスフントのスリム体型でしたが、3歳の頃に去勢手術をした後から徐々に体重が増えはじめ、8歳になった時点での体重は約8㎏になり、標準的な体重である5㎏をゆうにオーバーしていたのです。
散歩の距離を増やしたり、おやつを低脂肪に変えたりしたが全然痩せない愛犬
医師の説明では、去勢手術をすることによりホルモンバランスがくずれるため、食欲が増したとの簡単な説明だけ。
ただ、このまま放置していては愛犬の健康に関わるので、散歩の距離を伸ばして運動する時間を増やしたり、おやつを低脂肪に変えたりなどダイエットを試みました。
しかし、体重は減っても100g程度であり、顕著な効果はあらわれなかったのです…。
血液検査で赤血球の量が多くなっていることがわかる
そのような生活を続け愛犬が8歳になった頃、血液検査を受ける機会がありました。そこで、愛犬に体に起こっている変化に気付くことになったのです。
今まで、日常生活では病気や怪我をすることがなかったので、飼い主としては愛犬が健康に暮らしていると思っていまし。しかし、血液検査で心臓が弱っていることが判明したのです。
医師から赤血球の量が多くなっていると説明されたのですが、当初はこの意味がピン来ません。詳しく説明をしてもらうと、赤血球の量が多いせいで、一日中酸欠で呼吸が苦しい状態なっていることがわかりました。
それからは、今までの愛犬に対する接し方、世話の仕方を見直さなければならないと決心したのです。
愛犬の場合、肥満体型であることが赤血球増加の原因であるため、とにかくダイエットが必須。しかし、年齢的に運動を増やすことは余計に体に負担がかかるため運動増加によるダイエットは行わず、食事改善を徹底するように医師から指示されました。
ダイエットのために手つくりの食事をスタート
ダイエット前のエサは市販のドックフード(サイエンスダイエット)でしたが、手作りのエサに変えるように指示を受け、おからにササミ、野菜、魚などをバランス良くミックスした手作りのエサを与えることにしたのです※。
※ 犬のおすすめの鉄づくりごはんのレシピは次の記事で紹介されています。簡単に作れるものなので、ご参考にしてみてください。
その結果、初めの1カ月で体重が100g落ち、2ヶ月後に200g、さらに3カ月後には300g落とすことに成功。体重は7.2kgまで落ちました。犬の100gは人間の1㎏にあたいするそうなので、3カ月で600gダウンはダイエット大成功と言えます。
本来であれば、ここからもう1㎏ほどダウンしないといけないのですが、8歳のシニア犬の場合、これ以上痩せるとかえって体への負担が大きくなるため、今の体重がベスト。
ダイエット後に再検査を受けた結果、赤血球の量も正常値になり心臓への負担もなくなり、以前よりも走ったり傾斜をかけあがる行動が増えて、健康体を取り戻しました。
ダイエットをしなかったら寿命が縮んでいたかもしれません。手作りの食事は少し大変ですが、愛犬が少しでも長く生きられるようにこれからもしっかりとサポートしていきたいです。