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犬同士の初対面のあいさつ@マナーと注意点を解説

ドッグランやイベントなど、ワンちゃんが集まる場所に出かける時に知っておきたいのが「初対面の挨拶」。

人は会釈を交わし、会話をすることで相手を知ることができますが、ワンちゃん同士の場合はどんなやり方やマナーがあるのでしょうか。友達づくりが上手なワンちゃんになるためのコツをお話しします。

ワンちゃんのあいさつに欠かせないのは視線ではなく「嗅覚」

初めて会うワンちゃんに遭遇した時、目を合わせながら顔から近づいていく様子を見たことがあると思いますが、これは少し危ない行動です。犬は目と目を合わせながら近づいていく時に警戒心が高まり、緊張状態になります。

この時、どちらも目を反らさないでいるとそのままケンカになることがあります。逆に、争いを好まないワンちゃんは目を反らして危険を回避する方法も知っています。

■警戒して緊張が高まった時の様子

  • 背中やしっぽの毛が逆立っている
  • しっぽが水平の高さ。しっぽを振っていても「うれしい」という表現ではない
  • しっぽを急に高く立たせ、上に上げている時は攻撃性も高まっている

人は目であいさつを交わしますが、犬はどのようにして相手を知るのでしょうか。それは、嗅覚です。お互いにお尻の匂いを嗅ぎ合うことがあると思いますが、これが犬同士の大切なあいさつです。

肛門腺から分泌される匂いには「今の気持ち、お互いの相性、その子の状態」など人にはわからない様々な情報が含まれていて、人の一億倍ともいわれる嗅覚で自分と相性が合うかどうかを嗅ぎ分けているのです。

気のあう犬友達をつくる方法は?

遊ぶ犬

お尻の匂いを嗅ぎ合うことで相手を知ることができますが、嗅ぐことは好きでも、嗅がれるのが嫌いというワンちゃんがほとんどです。これではお互いにあいさつすることは難しく、匂いを嗅ぎたくて相手の後ろばかり追いかけまわせばトラブルの原因にもなりかねません。ここは飼い主さんが少しサポートをして、あいさつがスムーズにいくよう手伝ってあげましょう。

やり方は簡単で、愛犬の顔を飼い主の方に向けて、相手のワンちゃんと目と目が合わないようにします。お尻を相手にむけて、軽く匂いを嗅がせてあげれば、愛犬の情報を相手に伝えることができます。

次は匂いを嗅がせてもらうのですが、散歩中などリードに?がれている状態であれば、相手の飼い主さんにワンちゃんのお尻を向けてもらうとスムーズです。
【参考】犬とのお散歩が楽しくなる3つのコツ@リードワークの方法も解説

お互いに積極的に匂いを嗅ぎ合うときは、気の合うワンちゃん同士のことが多いです。逆に、せっかくお尻を向けてもらっているのに、匂いを嗅ごうとせず無視してしまうワンちゃんもいます。犬にも相性がありますから、すべての犬と仲良くなるわけではありません。

スルーした時は無理に顔を近づけたりせず、気にしないでお礼だけ言ってワンちゃんから離れましょう。

犬社会の大切なルール

人の場合は「相手の目を見て話しをする」や「あいさつは笑顔で」など、印象をよくするためのマナーがありますが、犬社会の中にもあいさつに関するルールがあります。それは年上のワンちゃんが先に匂いを嗅ぐ権利があるというルールです。

あいさつをしたいワンちゃんが飼い主さんと一緒にいる時は、年齢を聞いてからあいさつをするのが理想的です。愛犬が年下だった時は、相手のワンちゃんにお尻を向けて、あいさつがスムーズにできるようサポートしましょう。

あいさつをしている時、愛犬がおとなしくじっとしているとは限りません。後ろから知らないワンちゃんが近づいてくることを嫌がって、匂いを嗅がれないように暴れたり、座り込んで抵抗するワンちゃんもいます。そんな態度を取るワンちゃんに対して、飼い主としてしてはいけないのが「叱ること」です。

抵抗するワンちゃんを厳しく叱ると、お尻の匂いを嗅がれることをますます嫌いになり、あいさつ嫌いなワンちゃんになってしまいます。飼い主がサポートするのは、お尻をむけることだけでなく、「頑張ってあいさつしようね。上手にできるね」と愛犬を励まし勇気づけて、我慢していることを褒めることが大切です。

相性が合わないワンちゃんの場合、気をつけたいポイント

どんなワンちゃんとも遊べる「フレンドリーな犬」を理想とする飼い主さんが多くいますが、人にもいろいろな性格があるように、すべてのワンちゃんが犬好きとは限りません。

犬見知りで人見知りであり、飼い主さんにしか心を許さないワンちゃんもいるでしょう。そんな性格のワンちゃんに無理やり友達づくりをさせることはトラブルの原因になることもあります。さらに相性の合わないワンちゃんに出会ってしまったときには、ますます犬嫌いになってしまうことも。

愛犬を守るためには相手を見極める必要があります。相性が合わないと感じた時には、無理をせず、愛犬の気持ちを最優先に考えて友達づくりをしていきましょう。

ドッグランで相性が合わないワンちゃんが遊んでいるときは、その場所を避けて遊んだり、リードを放さず繋いだままにしておく方が賢明です。

■相性が合わないワンちゃんの見極め方

  • 愛犬に対して激しく吠え、お尻やしっぽを咬もうとする
  • 背中に手をかけたり、上に乗ろうとする
  • 愛犬が極端に怖がり、しっぽを下げて丸めてしまう

まとめ

友達と走り回るワンちゃんの姿は微笑ましいものです。我が家の愛犬チェルシーはフレンドリーすぎて、どんなワンちゃんにもすぐ近づいてしまいます。しっぽをブンブン振りながら「遊ぼう~」と近づいてくる中型犬に、小さなワンちゃんにはビックリして吠えられてしまい、飼い主としては反省するばかりです。

最初は輪の中に入れなかったワンちゃんも時間がたって場に慣れてくると、自然に相性のあうワンちゃんを見つけて遊びだすこともあります。

「うちの子は友達ができなくて」という愛犬相談を受けることがよくありますが、飼い主さんが不安に思ったり焦っていると、ワンちゃんに不安な気持ちが伝わって、逆に他のワンちゃんを警戒したり、ますます輪の中に入りにくくなってしまうので気をつけてくだいね。。

友達づくりはワンちゃんに気持ちに任せて、大らかな気持ちで見守ってあげましょう。

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