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犬の血統書の見方と書かれている内容を解説

メガネの犬

ペットショップやブリーダーから犬を迎えた場合、必ずもらえる書類に「国際公認血統証明書」というものがあります。一般的に「血統書」と言われるものです。

これは、1頭1頭個別に与えられている証明書のようなもので、同じものは2枚としてありません。血統書には、その犬の様々な情報が記載されています。一見、表彰状のような様式の紙。これは一体どのようにして見れば良いのでしょうか?

血統書のそれぞれの項目が、いったいどんな意味を持っているのかをこちらで解説します。

それぞれの項目について

子犬

それでは、血統書の各項目について解説していきます。お手元に血統書がありましたら、それを見ながらご覧ください。

タイトルについて

血統書はA4サイズの1枚の書類です。一番上に「国際公認血統証明書」と記載があるのを確認しましょう。血統書は偽造されることもありますので、まずはここをきちんとチェックしてください。

その下に、犬名と書かれていますが、犬名がその犬の血統書上での名前です。この名前はコールネーム、いわゆる飼い主さんが愛犬に付ける名前とは別のものです。血統書名と、ご愛犬に付けた名前が違っていても問題はありません。あくまで登録上の名前になります。

一般的には、犬名は「○○○ JP △△△」となっています。JPは日本を表しています。JPの前の部分、○○○の部分は犬舎名を表していることが多いです。

JPより後の部分△△△は、その犬の登録名です。ブリーダーは、仔犬が産まれると犬の登録を行いますが、産まれてから血統書登録をするまで少し時間がありますので、それまでに飼い主が決まって、呼び名も決まれば登録名部分に飼い主が名付けた名前を登録してくれるブリーダーもいます。

この場合は血統書上での名前と、実際の名前が同じになります。血統書名と呼び名を一緒にしたい場合は、その旨ブリーダーさんに相談してみましょう。

その犬の特徴について

獣医と犬

次に、左上部分を見て下さい。ここには、犬種・登録番号・性別・生年月日・毛色が記載されています。

犬種によっては、バラエティーに富んだ毛色を持つ種類もありますが、ここに登録される毛色はブリーダーが判断しますので、飼い主さんが認識している毛色と違う色が登録されていることも多々あります。

同じ列の右側部分には、繁殖者の名前とその地域、所有者の名前とその地域が記載されています。仔犬を譲り受けた時は、繁殖者・所有者ともに同一人物であることが多いのですが、所有者の欄を飼い主さんの名前に書き換えるつまり、名義変更を有料で行うことが可能です。

ただし、所有者(名義)を変更する場合、新たに所有者となる方(飼い主)はJKC(ジャパンケネルクラブ)に加入することが条件となります。また、会員でいるためには、年会費を払い続けなくてはなりませんが、クラブを退会し会員の権利を失いますと、血統書自体が無効になってしまいますのでご注意ください。

ドッグショーに出展する、繁殖を行うなど特別な理由が無い場合は特に名義変更を行う必要はありません。その犬の出身犬舎が無くなったり、ブリーダーが資格を失わない限りは血統書は有効です。

内容について

柴犬の子犬

血統書のもつ最大の役割は、血縁関係を知るということです。通常は、3代祖血統証明となっています。(その犬の曽祖父・曽祖母までを明記)カッコ横に小さく数字が書かれていますが、1は父犬、2は母犬、3は父方の祖父犬、4は父方の祖母犬、というようになっています。

また、カッコ内は様々な記号や数字、アルファベットが並んでいますがそれぞれ意味があります。

CHと記載されている犬は、チャンピオンの称号を得た犬のことで、CHの後ろにカッコ付きのアルファベットが書かれている場合は、どの国のチャンピオンかを示しています。

例えばCH(ENG)と記載されていれば、イギリスチャンピオンの称号を持っているということです。次の行は、その犬の血統書上の犬名が書かれています。その次の行は登録番号です。その次の行は毛色と毛種が書かれています。

繁殖に使う犬は、必ずDNA検査を行わなくてはなりません。また、ショードッグとして出展しても、身体の欠点や病気、疾患があれば失格となりますので、血統書が発行されているということは病気のリスクは少ないとも言えます。もちろん生き物ですので、絶対とは言えませんがひとつの目安になります。

まとめ

柴犬

血統書は純血種にのみ発行されるものであり、それが例え純血種どうしの掛け合わせで産まれた仔であっても犬種が違う両親から生まれた場合は雑種扱いとなり、血統書はありません。

しかし、血統書が無いからと言ってその仔の価値が下がるわけでもないですし、寿命に関わることもありません。私達にとって、犬は大切な家族です。ですから、本当は血統書というものはどうでもいいのかもしれません。

ですが、血統書がある場合は、その仔がどのようなルーツをたどって産まれてきたのか、どんな血を受け継いでいるのかなど大変興味深い資料になります。

お友達の愛犬が、貴方のご愛犬と実は血が繋がっていた!なんてわかるのも、この血統書のおかげです。単なる書類に過ぎませんが、見方を変えればとても面白いと思いますよ。もし「血統書なんかまじまじ見たことがない」という方がいらっしゃったら、この機会に是非ご覧になってみてくださいね。

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