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犬の肉球(にくきゅう)が怪我したときの治療方法や病気

肉球の怪我

わんちゃんの肉球(にくきゅう)をさわると硬かったり、ぷにぷにしていてとても可愛いですね。犬にとって肉球は体への衝撃を和らげたり、脚の骨や関節を守るクッションの役割をします。

大切な体の一部である肉球の病気や肉球が傷つくとどうなるのか、愛犬の肉球ケアの仕方についてまとめました。

肉球の役割とは?

山道やアスファルトなど犬が元気に走り回ることが出来るのは、弾力のある靴のような役割を持つ肉球があるからです。

脚の関節や骨を守り、体への衝撃を保護してくれる役割を持ち、立ち止まったり、踏ん張ったり、ジャンプをする時に重心を支える重要な役割をします。

そのほかにも、犬の肉球には汗腺があり、汗をかくことで体温調節を行ないます。体温調節を行なえるのは肉球とハァハァとする口呼吸のみと言われており、肉球は欠かせないパーツです。

肉球が傷つくとどうなるか

傷つく原因と症状

肉球

散歩中にガラスや木など突起物を踏んだ時にケガをして傷つくことが多いです。温度変化にも弱く、夏場はアスファルトが高温になり、やけどを起こして肉球の割れやただれを招きます。冬場の乾燥で、ひび割れや肉球の皮がめくれてしまうこともあります。

そのほかにも、長時間の散歩やボール遊びなど、わんちゃん自身は楽しんでいても、肉球が衝撃に耐えられず、割れたりはがれることもあるので注意が必要です。

肉球の変化に注意する

肉球を傷つけた時に出血があったり、痛がっている場合は直ぐに気付くことができます。しかし、犬が脚をなめる、散歩に行きたがらない、脚を引きずるなど、時間が経ってから気付くこともあります。散歩中や家の中での様子を日頃から確認し、普段から肉球に変化がないか確認するようにしましょう。

応急処置を行なう

清潔にして止血する

応急処置

愛犬が肉球を傷つけた場合、応急処置を行なってください。ガラスや突起物で脚を傷つけたときは破片を取り除き、水が使える場所であれば患部の洗浄を行ないます。

出血があれば、清潔なガーゼや布で患部を押さえて止血します。ここで注意したいのが、傷口から感染する破傷風です。

破傷風は小さな傷口でも感染する可能性があり、痙攣や嘔吐など命の危険を伴います。小さな傷でも安易に考えず、すぐに動物病院へ行くようにしてください。

冷やす

冷水

アスファルトなどでやけどをしてしまった時は、冷水ですぐに冷やしましょう。犬は人間よりも皮膚の近くにある血管が少なく、腫れたり赤くなりにくいので症状を軽く考えがちです。

しかし、やけどの範囲やダメージが大きい場合は感染症を引き起こすなどの事態を招き、最悪の場合は命を落とすこともあります。患部を冷やしたあとは清潔なガーゼか布で覆い、動物病院に連れて行きましょう。

肉球の病気

犬が肉球をなめたり、噛んだり、しきりに気にする場合は、何らかの病気のサインであることが考えられます。

炎症やアレルギーからかゆみや痛みを伴ったり、感染症に感染している可能性もあります。犬は普段から肉球をなめて手入れを行なうのが普通ですが、長時間なめるなどいつもと様子が違うと感じたら注意が必要です。

アレルギー

ハウスダストやダニなどの吸引によっておこるアレルギー性皮膚炎や、散歩中に触れる芝生や木々、与えているフードなどからアレルギーが起こることがあります。

かゆみや痛みから肉球をなめる行動がみられ、アレルギー原因を特定して取り除くことが改善に繋がります。アレルギー源の特定は個人では難しいため、動物病院に相談しましょう。

【参考】ワンちゃんにおすすめの安全でおすすめのドッグフードランキング

膿皮症

犬が膿皮症にかかると腫れ、かゆみ、痛みを伴います。不衛生な生活環境、免疫力の低下、栄養不足などで発症します。

皮膚環境バランスが崩れ、皮膚に常在している黄色ブドウ球菌などが異常繁殖し、かゆみや痛みの症状が出る皮膚病です。

指間炎

指間炎は指や肉球に炎症が起きて、人間の水虫のようにかゆみが出たり傷口が化膿します。犬が指や肉球をなめ続けることで口から雑菌が入り、さらに症状が悪化するので、早めに気付くことが大切です。

犬の指や肉球は汚れがつきやすく汗がこもりやすいので、清潔にすることで炎症を防ぐことができます。指周りの毛を短くカットすれば、雑菌の繁殖を抑えられます。

肉球の病気を防ぐために

獣医

できるだけ肉球を清潔に保てるように心がけることが大切です。しかし潔癖すぎても逆効果となります。散歩のあとに毎回のように脚を洗ったり、過度なシャンプーは避けましょう。

皮膚の皮脂が落ちてしまうと防水性が低下して細菌に感染しやすくなるため、シャンプーは月に1~2回程度にし、風邪をひかないように身体をよく乾かしてください。

散歩後に汚れが気になる場合にのみ脚を洗うようにし、それ以外は乾いたタオルで肉球を拭く程度にするのが望ましいです。

また、ストレスが原因で肉球をなめたり、噛み続けるわんちゃんもいます。日頃から免疫力を高める食事を心がけ、適度な散歩や遊びでコミニュケーションをとることで、健康でストレスのない身体を維持できるように心がけてください。

肉球のケアの仕方

乾燥やケガから守るため、肉球ケアのクリームを塗りましょう。とくに高齢犬は角質が厚く肉球がカサカサになりやすいので、ひび割れやあかぎれを起こす可能性が大会です。

散歩後や寝る前にマッサージを兼ねて、肉球クリームを塗ってあげると良いでしょう。犬がなめても安心な成分のものや、塗った後もベタベタしないものなどいろんな種類があるので、飼い主さんの希望や用途に合わせて選んでください。

まとめ

実家で飼っていた犬も、散歩後によく肉球や指をなめていました。普段からなめているのであまり気にならなかったのですが、たまにソファーが汚れており、よく見るとひび割れを起こして出血をしていたこともありました。

それからは散歩後に肉球を確認するようにし、夜寝る前に肉球クリームを塗りながら、脚のチェックをしていました。クリームを使うようになってからは肉球が柔らかくなり、冬場の乾燥も防げるようになりました。

皆さんも無理なくケアを取り入れ、愛犬の肉球をケガや病気から守ってあげてくださいね。かゆみや痛みを少しでも早く気付いてあげることが大切です。

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