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犬も痴ほう症になるの?症状やなりやすい犬種

痴ほう症の犬

人も犬も高齢化社会と言われるようになり、昔に比べると寿命がかなり長くなりました。それは大変喜ばしいことではありますが、一方で年齢を重ねれば重ねるほど、病気になるリスクも高くなると言うことであり、問題視されています。

人間社会では、痴ほう症・認知症と呼ばれる高齢者特有の病気が社会問題ともなっており、介護の面でも日々さまざまな問題が起こっています。このような、老化がもたらす脳の病気について、ワンちゃんも人間と同じように痴ほう症や認知症になるのでしょうか?

もしなってしまった場合は、どんなことが考えられるのでしょうか?私たちはどうすればいいのでしょう?今回は、このことについてお話したいと思います。

犬も痴ほう症になるの?

横を向く犬

人間と同様に、犬も痴ほう症や認知症になることが問題になってきています。高齢化にともなう、脳の変化が認知症の原因です。これは人間と同じくある程度はしょうがない症状でもあります。

犬の脳は私たちが思っている以上に発達しています。ですので、当然認知症になるリスクもあるということなのです。

具体的な症状の例

車内でまったりの犬

説明のつかない異常な行動や、徘徊、幻聴・幻視が見られることもあります。わんちゃんによって現れる症状や順番はさまざまですが、飼い主のことを認識できなくなる、夜泣き、失禁、決まった場所でトイレをしなくなる、触るとおびえる子もいます。また、空中の1点を見つめてぼーっとしていることも特徴的な症状です。

おかしいなと思ったら、愛犬を怖がらせることなく正面から優しく声をかけながらゆっくりと近づいて、安心させてあげましょう。飼い主さんの声は、潜在的に安心できるものだとわかっています。

また、定期的な検査を行うことで投薬のタイミングをベストな状態でおこなうことができたり、病気の進行を遅らせたりすることも可能です。

なりやすい犬種

柴犬の子犬

いろいろな説がありますが、日本犬は比較的認知症になりやすいというデータがあります。洋犬はあまり認知症にはなりません。もちろん絶対はありえませんが、これはどうも身体の構造やもともと持っている遺伝子によるものが考えられます。

日本犬は、縄文時代から人と共存していたというルーツがあります。当然食べ物についても、穀物や魚を中心に食べていたわけです。日本犬の身体の構造は、魚の不飽和脂肪酸を吸収するのに適した身体であったのが、近年肉を中心として作られたドッグフードを食すようになり、食生活が激変しました。

しかし、洋犬はもともと祖先が肉からたんぱく質を摂取できていたので、ドッグフードでもさほど変化は無く、認知症になるわんちゃんが少ないのです。

食べ物が脳に与える影響は大きく、一見関係ないようですが実は密接しています。魚に含まれる不飽和脂肪酸であるエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)が入っているドッグフードやサプリメントを飲んで、認知症がましになったという例もありますので試してみる価値はありますね。

治療法はあるの?

薬

人間の場合もそうですが、正直完治はしません。手術や内科的な治療法も確立されておりませんので、進行を遅らせて寿命を全うさせることです。痴ほう症に効く薬もありますし、できるかぎり運動させて脳の活性化を図ることが病気を遅らせる手段でもあります。

病気への工夫

ソファに座る犬

徘徊については、サークルなどで行動範囲を狭めることが可能ですが、夜泣きは近所迷惑になってしまいます。また、昼夜が逆転して認識してしまっている子も多く、夜中に散歩を催促する子も多いようです。

夜泣きをやめさせることは躾で直るというようなものではありませんので、医師に相談して薬やサプリメントを投与してもらうことも一つです。ワンちゃんでも介護するのは本当に大変です。

飼い主さんが倒れてしまっては元も子もありませんので、薬やサプリメントを上手に利用すると良いでしょう。どうしても眠らない場合は、睡眠作用のあるお薬の使用を医師に相談してください。絶対にご自身の判断で飲ませてはいけません。

まとめ

認知症の犬

犬の認知症、痴ほう症など高齢犬がなってしまう症状については、とても切ない想いがありますよね。命にはどうしたって限りがあります。しかし、わんちゃんたちは今まで飼い主さんのことを全力で癒し、慰めて傍にいて助けてくれました。

介護は、そんな愛犬に、あなたができる最後の愛情でもあるのです。限りある命の旅立ちは、飼い主さんであるあなたが見守ることが愛犬にとって一番の幸せです。

ケアをするうえで、悩み疲れ果ててしまうこともあるでしょう。しかし、ご家族だけで、一人だけで抱え込むのではなく、いろいろ相談できる場所もありますので、どんどん利用すると良いですね。

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