1. ホーム
  2. ワンちゃんの健康
  3. ≫犬のワクチン接種の話@種類や時期・費用・内容について

犬のワクチン接種の話@種類や時期・費用・内容について

犬に注射する

わんちゃんを迎えられたら、飼い主としていろいろとしなくてはならないことがあります。

その一つが「予防接種」です。犬の予防接種、いわゆるワクチン接種について、種類や接種時期、費用、内容についてお話しましょう。

ワクチンの種類

カルテと聴診器

犬に対する予防接種は、おおきくわけて2つあります。一つは混合ワクチンという感染症に対する予防接種で、もうひとつは狂犬病の予防接種です。

混合ワクチンについては、法律で定められていませんのでワクチン接種をしなくても罰せられることはありませんが、狂犬病予防接種については日本では、「狂犬病予防法」という法律があり、犬を飼うにあたって必ず接種しなくてはならないと、義務付けられています。

混合ワクチンとは?

注射器

犬の混合ワクチンについては、2種類から9種類までが主流となっています。病院によって、種類数は違ってきます。また、飼い主の希望で種類を選べる病院もありますので、気になる方は獣医さんに相談してみてください。

多くのわんちゃんが接種する混合ワクチンは以下の5種類を予防するものです。

  • 犬ジステンバー
  • 犬パルボウィルス
  • 犬伝染性肝炎
  • 犬アデノウイルス2型感染症
  • 犬パラインフルエンザウイルス

6~9種類の場合は、この基本5種に犬コロナウィルス感染症や、犬レプトスピラ症(カニコーラ)などが追加されます。費用は5,000円~10,000円が相場となっています。

ワクチンの接種種類数が多くなればなるほど、もちろん犬に負担がかかります。愛犬がどのような行動範囲であるか、ほとんど家にこもりきり、アウトドア派、犬の多く集まる場所に出向く(ドッグショーに出る)などを考慮して、接種する数はケースバイケースで決めると良いでしょう。

狂犬病ワクチンとは?

このワクチンは、先程も述べましたとおり接種が義務付けられています。狂犬病は、狂犬病ウイルスを媒体として広がる病気です。動物から人に感染する病気で、人から人には感染しません。

現在では、日本では狂犬病の発症報告はありませんが、今後も発症しないという保証はありません。狂犬病ワクチンについては1年に1回接種することが決まっています。費用は、注射済票交付の登録料と併せてだいたい3,000円前後です。

接種するタイミング

犬の注射

特に混合ワクチンについては、まず生まれて初めて打つ場合、タイミングが重要になってきます。仔犬は産まれてからある程度の日数は母犬からもらう抗体、つまり病気に対する免疫力をもらって生まれてきます。しかし、この免疫力は永遠に続くわけではありません。

ですので、免疫力が切れるタイミングでワクチンを打つのです。では、いつ免疫が切れてしまうのでしょうか?それは、「わからない」んです。今わかっていることで、最短で42日で切れるという場合と、最高150日免疫力があったという検査結果が出ています。

単純に言えば150日目にワクチンを1回打てば良いわけですが、仔犬によってはそれよりも前に切れてしまう子もいます。

そうなると、母親からもらった免疫力が切れてしまってからワクチンを打つまでの間、仔犬の体はまったくの無防備にさらされてしまいます。ですので、何回かにわけてワクチンを打つのが一般的となっているのです。

病院によっても考え方が違いますが、多くは2回、もしくは3回打ちます。生後50日前後に1回、90日前後に1回、さらに保険として120日後に1回接種させるところが多いです。それ以後は、最終ワクチン投与日から1年ごとに1回接種することが勧められています。

狂犬病ワクチンについては、生後3カ月以後に接種することが義務付けられています。狂犬病のワクチンについては回数を分けてうつことはありません。こちらも1年に1度の接種が義務となっています。

混合ワクチンも、狂犬病ワクチンも、体に負担がかかることは事実ですので同じ日に、混合・狂犬病の両方を一度に接種するのは控えましょう。

接種しなくて良い場合

子犬にワクチンを注射する

混合ワクチンについては、1年に1度が一般的ではありますが、ワクチンの抗体が数年残ることがわかっているため、3年に1度、5年に1度の接種で良いと見直す動物病院も増えてきました。

また、ワクチン接種の前に、抗体検査(病気ひとつひとつについて、免疫力が残っているかどうかを調べる検査)を行い、抗体が切れている病気のワクチンのみ接種することができる病院もあります。

抗体検査を事前に行う方法は最も愛犬に負担がかからない方法ですが、検査にはかなりの費用が必要です。

つまり混合ワクチンにせよ、狂犬病ワクチンにせよ、愛犬にはかなりの負担がかかります。また、ワクチン接種後の副作用により死亡が確認されている例もあります。

狂犬病ワクチンについては、高齢犬により接種が困難な場合、過去に副作用を起こしたことがあり接種できない場合などは、獣医さんに相談すれば接種の免除証明を書いてもらえますので相談してみましょう。この証明を市に登録すれば接種の義務は無くなります。

ワクチンの副作用は?

子犬

ワクチンの副作用は、さまざまですが主にアレルギー反応、アナフィラキシーショックなどがあります。

副作用が出やすいのは接種後約15分の時間帯ですので、病院でワクチンを接種してもすぐに帰宅せず、万一に備えて病院で待たせてもらいましょう。

主な反応としては、顔がぱんぱんに腫れあがる「ムーンフェイス」という症状や急にショック状態になる、嘔吐・下痢を起こすなどがあります。

また、ワクチンを接種するのは午前中がおススメです。夕方に接種して何かあった場合、病院が終わってしまっていることがあるからです。

接種した日は1日安静にさせてあげてください。ワクチンの接種の日は、いつもより注意深く愛犬を観察しておかれることをおススメします。

まとめ

子犬

人の予防接種でも、何名かは命を落としています。犬にとってもそのリスクは同じで、ワクチンは実は命がけなのです。単なる予防接種と考えず、きちんと調べて正しく接種することを心がけてください。

ドッグランや犬同伴可能の宿泊施設を利用する場合は、必ず予防接種の証明書が必要ですのでその為に毎年接種している方も多いと思いますが、最近ではこのような施設でも過去数年の証明であれば大丈夫としている場所も多いので、上手に利用してみましょう。

まずは愛犬の命を守るのが一番です。命を守るための予防接種が命取りになっては元も子もありませんからね。

【注目!】安全でおすすめのドッグフードランキング

ドッグフードおすすめランキング
愛犬が健康で長生きをするために、安全でおすすめのドッグフードをランキング形式で紹介中。
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.