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肘と股関節形成不全で手術をした愛犬@人工関節になったけど元気です

うちのわんこ「にこ」はラブラドールの女の子、もうすぐ2歳になります。我が家の3頭目の犬です。そして飼い主の私達の年齢から考えて、たぶん最後に飼う犬だと思います。

にこは、2番目の愛犬のハル(健康優良児)と同じ犬舎から我が家にやってきました。白くて手足が大きくて、獣医さんからも「この子は大きくなりますよ」と太鼓判を押されていた犬です。

2ヶ月でうちにやって来たにこは、ガツガツ食べて、ノシノシ歩いて、そこら中をかじりまくる、元気いっぱいな犬でした。そんな愛犬に異変が起きたのは予防接種が終わって、やっと散歩に出られるようになった4カ月の頃です。

家の中にいると横になっていることが多く、散歩に出ても少し歩くとすぐに座ってしまうようになったのです。どこかがおかしいことは明らかだったので、あわてて獣医さんに連れて行きました。

股関節とヒジ関節の病気だと診断された愛犬

先生の診断は股関節と、たぶんヒジ関節にも異常があるだろうというものでした。カウンセリングだけでもいいので、できれば専門の病院に行ってはどうかとアドバイスをされました。

迷っている時間はないと判断し、最短で予約をとってもらい、にこを連れて専門病院に行くことに。

診断は両足の股関節形成不全、両肘の形成不全でした。股関節はこのまま放っておくと脱臼してしまう可能性が高く、肘はすでに関節炎を発症していて、何らかの処置(手術)をしないと急激に進行すると言われました。

セカンドオピニオンを聞きに別の病院に行きましたが、診断は同じ。この病気は遺伝性の高い病気です。ブリーダーの方は、今までこんな事は1度も起きたことがないと言い、交換を申し出てくれました。

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今後の手術費用のことを考えるとブリーダーへ返すことも視野に入れた

しかし、4カ月しか暮らしていなくても、もうにこはうちの子で家族です。もし、この子をブリーダーに返して別の子をもらったとして、その後にこはどうなるのか?もしかしたら、最悪の結末をたどるかもしれません。

今後の手術にかかる莫大な費用を考えると「交換」を考えなかったと言えばうそになります。そのことがきっかけで、普段けんかなどしない主人との関係もギクシャクしました。

でも、私は私の腕の中でじっとうずくまる小さなにこを、この命をなんとしても守らなければ!絶対離さない!と先が見えないまま決心したのです。

それから3か月の間に両肘、両足の手術を受けました。右股関節は骨盤を切って曲げ、左足は手術前に脱臼してしまい、結局は人工関節になりました。そして、のべ1か月の入院。

帰ってからも安静が続いて、散歩が解禁になった時には1歳になっていました。

手術を無事に終えて、元気になってくれた愛犬

悪夢のような時が過ぎた今、にこはものすごく元気で、はた目には普通の犬と何ら変わりありません。

私自身あれほど泣いた辛い日々をほぼ忘れています。でも、肘の関節炎は徐々に進行していくし、時々はしゃぎ過ぎると痛みがでるのか後足を上げることもあります。

この病気が分かった時、憑かれたように望んだ「普通」ということ。時間が経っていろいろな事を受け入れられるようになったこともありますが、今はにこはにこでいいと思えます。

毎日幸せそうに散歩をし、甘え上手でお父さんをメロメロにしているにこを見ていると本当に幸せです。にこが天寿をまっとうするまでしっかり守ってやるためにも、私達は健康でがんばって働かなければいけませんね。

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